ここから本文です

阿炎“野生の勘”さく裂 栃ノ心の大関復帰に待った

5/22(水) 20:30配信

スポーツ報知

◆大相撲夏場所11日目(22日・両国国技館)

 西前頭4枚目・阿炎(24)=錣山=が、西関脇・栃ノ心(31)=春日野=をはたき込みで下して7勝目。勝ち越しに王手をかけると同時に、栃ノ心があと1勝としていた大関復帰に、待ったをかけた。連敗も2で止め「昨日より緊張していた。2連敗して、自分自身で追い込まれてる感じがした」と一安心の表情を見せた。

 立ち合いで右のど輪を繰り出すと、前に出てきた相手を左に動いてはたき込み。今場所大関復帰を目指し、この日まで1敗だった栃ノ心を前にして野生の勘が働いた。「相手がめっちゃでかく見えた。今場所初めて。でかく見えたら、横に動こうと前から決めていた。勘がさえてる感じがした」とニヤリ。栃ノ心を包む闘志のオーラを瞬時に察知し、勝てる最善の策をはじき出し実行した。

 春場所は、場所前に右ふくらはぎを肉離れして満足に稽古を積めず。終盤の6連勝で8勝7敗、ヒヤヒヤの勝ち越しだった。「体調がいいから、うまくいってる」と万全の状態で臨んだ夏はここまで7勝。昨年初場所の新入幕以来初となる、3場所連続の勝ち越しも見えてきた。「俺が令和を一番盛り上げる」と語るビッグマウスは健在だが、口だけじゃない。勝ち星によっては新三役の座も視界に入る。「三役は気にしない。ここからですよ、ここから。今場所は、なるべく笑顔で、を心がけてます」と最後までらしさ全開だった。

最終更新:5/22(水) 20:35
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事