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パソコン教室「パソコン市民IT講座」を展開していた日本アイティ技能普及協会、破産開始

5/22(水) 11:09配信

帝国データバンク

完全個別式の地域密着型パソコン教室として全国130教室を展開していた

 (株)日本アイティ技能普及協会(TDB企業コード:987347303、資本金4820万円、東京都文京区湯島3-3-4、代表松野公一氏)は、5月13日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は原口昌之弁護士(東京都港区虎ノ門4-1-9、原口総合法律事務所、電話03-5733-2299)。債権届け出期間は6月10日までで、財産状況報告集会期日は8月29日午後2時30分。

 当社は、2002年(平成14年)9月に設立。中高年層をターゲットとするパソコン教室「パソコン市民IT講座」のフランチャイズ本部として、加盟店からのロイヤルティー収入等を主体に、自社開発のパソコン習熟用パッケージソフト「ぱそともくん」の販売を行っていた。パソコン初心者の中高年層が日常使用レベルの技術習得を目指すための教室で、地域で個人経営する家電販売店や書店などがFCとして加盟するケースが多く、2018年2月時点で全国に約130教室を展開。ソフト販売が好調だった2010年3月期には年収入高約2億1200万円を計上していた。

 しかし近年は、FC事業は一進一退で推移していたものの、ソフト販売部門では需要の減退から販路が狭まり、売れ筋であったテレビ局向けなどの販売も伸びず、販売本数が減少。2018年3月期の年収入高は約9500万円に減少し、新たな開発費用などがかさみ収益も低迷。従前より財務体質も脆弱となっていたなかで、2019年5月にFC本部事業等を別会社に譲渡。今回の措置となった。
負債は調査中。

 なお、関係会社の(株)オーキッド(資本金2680万円、同所、同代表)も、5月17日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けている。

 また、一部直営教室を含め多くの教室については、譲渡先企業やこれまでのFC加盟店の運営のもと営業を継続中。

最終更新:5/22(水) 11:59
帝国データバンク

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