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J2降格も人気はグングン上昇。V・ファーレン長崎は平和を発信するクラブへ

5/22(水) 7:02配信

VICTORY

初代横浜DeNAベイスターズ球団社長として、在任中5年間で球団単体の売り上げを倍増させた実績で知られている池田純氏が「スポーツビジネスと地方創生」を語るラジオ番組『Sports Business 池田純Vision』が5月7日に放送された。

2人目のゲストは、プロサッカークラブV・ファーレン長崎の代表取締役社長、高田明氏だ。高田氏は長崎県平戸市の出身。大阪経済大学卒業後、機械製造メーカーで通訳として海外常駐を経験した後、74年に父親が経営するカメラ店へ入社。86年に「株式会社たかた」として独立し、通信販売事業を展開し、一台で通販大手に育て上げた。2015年1月に株式会社ジャパネットたかたの代表を退任し、2017年4月からV・ファーレン長崎の社長に就任した。

企業ではなく、長崎のチームという意識を

V・ファーレン長崎は、2005年3月に誕生したクラブだ。ジャパネットHDは2009年からメインスポンサーとなっていたが、クラブが3億円以上の経営赤字を抱えるなか、2017年に100%株式を取得、グループ会社化した。

ジャパネットたかたの“高田社長”と言えば、その知名度は全国区だ。高い声と巧みなセールストークは一度聴いたら耳から離れない。池田氏も、「ずっとTVで見ていた」というが、それだけに社長就任はスポーツ界に驚きと話題を呼んだ。池田氏がその経緯を尋ねると、「僕も、なんで僕がサッカーチームの社長をやっているんだろうと思う」と率直な気持ちが返ってきた。

経営不振にあえぐクラブを何とかしたいと、高田氏に最初に持ち掛けてきたのは現在株式会社ジャパネットたかたの社長を務める息子の旭人さんだった。メインスポンサーとして長くクラブを見つめてきた高田氏の頭には、試合を楽しみにしている子どもたちやお年寄りたちの顔が浮かんだ。V・ファーレン長崎は、長崎県唯一のサッカークラブだ。「県民の夢を無くしてはいけない」。サッカーのことは何もわからなかったが、社長を引き受けることを決めた。

こうしてクラブはジャパネットHDの一つとなったが、長崎県民の夢、誇りとなるという想いはメインスポンサー時代からも変わらない。「子会社であっても、ジャパネットのチームではなく、長崎のチーム。長崎のために頑張りたい」と話した。

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最終更新:5/22(水) 7:02
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