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兵庫の競技用けん玉メーカー タミワ玩具が破産へ

5/22(水) 17:15配信

帝国データバンク

けん玉ブームの沈静化が影響

 タミワ玩具(株)(TDB企業コード:540134067、資本金2500万円、兵庫県加西市国正町563、代表民輪正秀氏、従業員12名)は、5月20日までに事業を停止し、事後処理を柴田眞里弁護士(兵庫県神戸市中央区中町通2-3-2、フローラ法律事務所、電話078-367-6777)ほか1名に一任した。今後、神戸地裁社支部へ自己破産を申請する予定。

 当社は、1942年(昭和17年)6月創業、75年(昭和50年)12月に法人改組。木製や竹製の伝承玩具(コマ・けん玉・積み木など)および昆虫網・虫取り網・縄跳びなどの製造販売を手がける老舗メーカーで、近時は公益社団法人日本けん玉協会が認定する競技用けん玉を中心に、「アンパンマン」などのキャラクター玩具を扱っていた。自社工場を持たず中国などの協力工場にて製造し、商社経由で量販店や専門店向けに販売。2013年ごろからのけん玉ブームに牽引された2015年8月期には年売上高約6億4000万円を計上していた。

 しかし、同年を境にしたブームの沈静化に伴う需要の伸び悩みと大手玩具メーカー参入による競合激化から業績は低調に推移。主要取引先との契約解消などもあって、2018年8月期の年売上高は約1億3400万円に落ち込み、約2700万円の赤字を余儀なくされていた。この間、借入金については返済条件の緩和を要請するなど再建策を模索していたが、ここに来て支えきれず事業継続を断念した。

 負債は現在調査中だが2018年8月期末時点で約5億8000万円。

最終更新:5/22(水) 17:22
帝国データバンク

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