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急な咳き込みに要注意…ストレスや気温差も関係する【大人喘息】

5/22(水) 17:10配信

テレ東プラス

今回、「主治医の小部屋」で取り上げるのは、「大人の喘息」。同番組のレギュラー・姫野友美医師に、その原因や改善策について教えていただきました!

Q:30代の会社員です。毎年1~2カ月の長い期間で咳が止まらない時期があり、喘息を疑っています。秋~冬、冬~春の時期が多く、「気温差が影響しているのかな?」と思いましたが、考えてみるとその時期は会社の繁忙期と重なり、仕事のストレスが影響しているのではと思い始めました。子どもの頃は特に喘息などはありませんでしたが、大人になって急に喘息が発症することはありますか。またどのような原因が考えられますか。

―― 喘息は大人になってから急になることもあるのですか。どんな人がなりやすいのでしょうか。

「喘息というのは、実は2種類あるんですね。一つは『アトピー型』といって、ハウスダストやダニなどのアレルギーが原因で起こる小児喘息に多いタイプ。もう一つは『感染型(非アトピー型)』で成人に多いのですが、風邪をひいた後に気道の過敏性が増して起こるものです。喘息というと子どものときにかかる病気と思われがちですが、大人になってから突然喘息と診断されることも少なからずあります。注意が必要なのは、もともとアレルギーを形成しやすい人。腸内環境が悪いと免疫機能のコントロールも悪くなり、気道過敏性やアレルギーが出やすくなります。また、40歳を過ぎてから急に喘息になる人は、風邪などの感染症がきっかけになることが多いので、必然的に秋から冬に発症しやすくなります」

―― 気温差やストレスも影響するのですか。

「気管支は自律神経の支配を受けていて、気候や気温差、疲労など自律神経を乱すさまざまなことが関係します。副交感神経が優位になると気管支は収縮し、交感神経が緊張すると気管支は拡張する。交感神経優位で収縮する血管とは作用が逆なんです。そのため、寒くなって交感神経が緊張した後に副交感神経が優位になると喘息が起きやすくなります。時間帯では副交感神経が優位になる夜から明け方に症状が悪化することが多くなります。

また、ストレスが関係しているのも自律神経の支配を受けているからです。ストレスが多くかかっている間、意外と喘息発作は起きないのですが、ストレスのピークが終わった頃、一気にきます。ストレスの真っ最中は交感神経が緊張しているためです。この方の場合も、繁忙期で日中は頑張って(交感神経を緊張させて)仕事をしていて、夜中にホッとしたときに発作が起きたと考えられます」

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最終更新:5/22(水) 17:10
テレ東プラス

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