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豪雨被災乗り越える「復興漫画」完成 倉敷のジャズ喫茶題材に松田さん描く

5/22(水) 11:05配信

山陽新聞デジタル

 昨年の西日本豪雨で浸水被害に遭った岡山県倉敷市真備町箭田のジャズ喫茶「ごじとま」を題材にした漫画が完成した。同じ地区に住む漫画家で倉敷芸術科学大講師の松田博義さん(35)が復興支援の一環で始め、ツイッターで公開。被災から営業再開へと向かう店主夫婦を主人公に、コミカルなタッチで描かれ、反響を呼んでいる。

 漫画はペンネーム「かぼちゃ」で発表。モノクロの見開き4ページで、店主の高本明英(はるひで)さん(66)、由美子さん(60)夫婦にオリジナルキャラクターが話を聞くストーリーに仕立てている。被災後、喫茶店営業を諦めていた明英さんが再開に踏み切った意外な理由には思わず笑みがこぼれ、復興に向けた思いを語る場面からは温かい人柄がうかがえる。読んだ人からは「マスターの声が聞こえてきそう」「雰囲気がそっくり」といった感想が寄せられているという。

 自らも豪雨で自宅が浸水被害に遭った松田さんは「災害の事実を残すため、誰もが読みやすい形に」と今年に入り、漫画にすることを決意。今後も同町地区の住民を取り上げる予定で「被災を乗り越える姿を少しでも多くの人に伝えたい」と話している。

 ツイッター(「#真備復興支援漫画」で検索)で公開しているほか、12日に再オープンした「ごじとま」にもプリントアウトした作品を置いている。

最終更新:5/22(水) 11:05
山陽新聞デジタル

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