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【ブラジル】コパ・アメリカ放映 どこの局も興味なし

5/22(水) 12:22配信

サンパウロ新聞

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する南米の10カ国に、今回はカタール、日本という招待国を加えた合計12カ国の代表チームで争われるサッカーの国際大会「コパ・アメリカ 2019」が6月14日、サンパウロ市内のモルンビー・スタジアムで開幕する。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアなどといった強豪国が南米王者の座をかけて戦う同大会は、南米サッカー好きの人々が今年最も楽しみにしているイベントであろう。しかし、ブラジルのテレビ局にとってはそれほど楽しみなイベントではないようだ。

 20日付で伝えた伯メディアによると、ブラジル国内の5都市が開催地となる今大会のテレビ放映権は、ブラジル最大のテレビネットワークであるグローボ(Rede Globo)が大会主催者である南米サッカー連盟に5100万レアル(約15億円)を払って獲得した。そしてグローボはこの投資の一部を回収するために、また、テレビからのより多くの収入を望んでいた主催者を喜ばせるために、試合の放映権を2000万レアル(約6億円)で他のテレビ局にサブライセンス(再許諾)しようとした。しかし、これに興味を示したテレビ局はただの1社も無かった。

 どこのテレビ局も興味を示さなかった理由について伯メディアは、ブラジルがいまだに直面している経済危機による影響と、サブライセンス料が高額過ぎたことが原因だとしている。開催期間が短く、国際サッカー連盟(FIFA)主催のワールドカップと同等の影響力も持たないコパ・アメリカに、台所事情が苦しいときに無理をして大金を投じても元が取れるはずがないと各局が判断したということだろう。

サンパウロ新聞

最終更新:5/22(水) 12:22
サンパウロ新聞

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