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メリットとデメリットから考える「賃貸か購入か」の答え

5/22(水) 18:30配信

MONEY PLUS

個々によって異なる価値観、何を優先したいのかを見極めて

このように、賃貸も購入もそれぞれの特徴があります。ご相談者にとって、何が一番優先なのかをもとに検討してください。

30代前半ですと、今後家族構成が変わる可能性があり、仕事や生活拠点も変わるかもしれません。どうしてもマイホームが欲しい理由がなければ、焦って今すぐ購入しなくても良いのではないでしょうか。

しっかりと貯蓄され、資産運用も取り入れているようです。今は将来の変化に備えながらしっかりと資産形成を行い、50歳を過ぎてからキャッシュで購入されても十分間に合います。迫るリタイア後を見据えて、居住エリアや間取りなどもその時点で最適な物件が選べます。ただし、50歳を過ぎてから自己資金がないと購入は厳しくなるので注意してください。

どうしても今すぐ購入したい場合は、住宅ローンを組むか一括購入かの選択となります。どちらが良いかについては、住宅ローンを組むことによる利息負担と、住宅ローン控除の効果、手元に残った資産の運用方針などによって変わってきますので、固定or変動での利息負担がどうなるか、ご自身の年収でのローン控除による節税効果の合計額などをシミュレーションして比較してみましょう。

一括で購入する場合、手元資金が大きく減少するので、病気やケガなど、何かあった場合の医療費や収入減少に対する保障なども含めて考える必要があります。

個々によって、お金の価値観やライフスタイルは異なります。生活設計に正解はありません。様々な選択肢の中から、ご自身にとって安心して充実した生活が送れるよう、最適な選択をされることを願っております。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

渡邊裕介(ファイナンシャルプランナー)

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最終更新:5/22(水) 18:30
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