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【バレー】台湾代表・陳建禎がパナソニック退団「来シーズンも日本でプレーしたい」

5/22(水) 17:02配信

バレーボールマガジン

台湾代表の陳建禎が5月22日、所属するパナソニックパンサーズとの契約を更新せずに退団することを、チームの公式ホームページ上で発表された。台湾代表のキャプテンである陳は、2017/18シーズンにVチャレンジII(現在のV3にあたる)のヴォレアス北海道に加入し、自身初となる海外リーグに挑戦した。オールラウンドのプレーヤーとして、北海道で活躍を見せると、2018/19シーズンはアジア枠の選手として加入した。

陳は5月6日の黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の決勝終了後、「とても優勝できなくて悔しい。皆ずっと努力してきただけに。それから私にとって、今シーズン最後の試合だっただけに残念。自分はまだ多くのことで強くなる必要がある。(ブロックとか良かったが?)まだまだ修正すべきキーポイントがいくつかある。確かに準決勝のJTのエドガーや、決勝のサントリーのムセルスキー相手に決められたが、まだまだ。本当に優勝ができなくて残念」と悔しがっていた。

一方で、来シーズン以降の契約については「現状まだわからない。パナソニックと話し合って、考慮して決める。(次のチームなどいつ決める?)それは、5月には決められないとは思う」と残留か退団か、その時点では決めかねていた。

ただ、パナソニックで過ごせた1シーズンはかけがえのないものだったようで、「この1シーズン、大阪での生活は幸せで、パナソニックでのトレーニングは非常に充実していて学ぶことができました。このような機会は私に素晴らしい環境とチームとの時間を過ごせました」とは話していた。

日本で2チーム目、パナソニックで厳しい競争に苦しむ

今シーズン、日本での2チーム目となる移籍をした陳は、Vリーグ屈指の強豪であるパナソニックで厳しいポジション争いに苦しんだ。アウトサイドヒッターには日本代表の福澤達哉、久原翼、そしてポーランド代表でキャプテンのクビアク・ミハウが、オポジットでは日本代表の大竹壱青がおり、陳はなかなか出番を掴めないでいた。当初はアウトサイドヒッターの4番手で、試合自体になかなか出られなかった。ただ、ブロックの上手さとオーバーハンドでのトスの良さを川村慎二監督に評価され、徐々にライト側でのワンポイントブロッカーとしての出場を増やしていった。特に、2枚替えでセッターの新貴裕との同時出場は、ファンの間からは“新陳代謝”と囁かれていた。

リーグ序盤の頃、陳はパナソニックの雰囲気に慣れていない様子が伺え、試合中も表情が硬かった。その後、徐々に溶け込んでいったのか、控えゾーンで、チームの元気印・兒玉康成らと一緒になって声を出すようになった。また、リーグ中盤の頃まで、自信なさげにスパイクを弱く打ったり、相手のブロックにシャットされることも度々あった。しかし、少ない出場機会の中から、まずはワンポイントブロッカーとして結果を出していったことで、自信もついてきたのか、スパイクやジャンプサーブでも活躍するようになっていった。

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最終更新:5/22(水) 17:02
バレーボールマガジン

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