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北澤豪さん「ブラインドサッカーのピッチに、僕らが目指す共生社会がある」

5/22(水) 15:10配信

ハフポスト日本版

あなたは“ブラサカ”をご存知だろうか?

ブラサカとはブラインドサッカーの略で、視覚障がい者スポーツのこと。障がいのレベルが個々で異なるため、フィールドの4人はアイマスクを着用し、鈴の入ったボールを追いかける。

私は、先日品川で行われたワールドグランプリをたまたま観たのだが、一見で魅了されてしまった。「これは取材したい」といてもたってもいられず、障がい者サッカー連盟なるサイトを調べると、そこの会長さんが何とあのキーちゃんこと北澤豪さんであることが判明。ということで、北澤豪さんにブラサカと障がい者スポーツの「いろは」を聞いてきた。

「見えなくても、あそこまでのプレーができる」

――こないだ行われたブラサカのワールドGP、観に行きました! 4歳のウチの子ども連れて、いつも行ってる近所の公園に行ったんですよ。そうしたら隣りで“ブラサカ”なるものをやってて、何じゃそりゃ? って。でもまあ時間を持て余していたので観たら、これがまあ面白かった!

そう言ってもらえるのが一番嬉しいね。障がい者云々という理屈抜きにね。

――率直に、北澤さんの思うブラサカの魅力とは?

そもそも、見えないのにあそこまでのプレーができるのが凄いなと。だって我々は、情報の8割を目からキャッチしているといわれている。じゃあ僕の今までのサッカー経験のなかで、目が見えなかったらどうすりゃいいの? って。まずムリです。それを彼らは実現させているんですから。

――本当に思ったのが「見えてるだろ?」って(笑)。そのぐらいパスがきれいに通ってました。

俺もそれ、よく思う(笑)。ブラジル代表にリカルドって選手がいるんだけど、彼は見えてるね(笑)。そう思えるほど、ドリブルで抜いてくから。でも俺も相当努力したけど、その100倍は努力しないとああはならないと思うけどね。

――選手は本当に凄い。

彼らは「耳で見ろ」と言うからね。耳でプレーを合わせているんですよ。集中し耳を研ぎ澄ませていくと、頭のなかで画が浮かぶそうなんです。逆にいうとそれができなければ、狙いが定まらないわけで。

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最終更新:5/22(水) 15:10
ハフポスト日本版

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