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イタイイタイ病資料館 カドミウム腎症の展示拡充へ/富山

5/22(水) 10:48配信

チューリップテレビ

 次は公害病として認定されて51年となるイタイイタイ病についてです。

 県のイタイイタイ病資料館の飯田館長が公害と認められていないイタイイタイ病の前段症状といわれる『カドミウム腎症』の展示を拡充する方針を示しました。
 これはイタイイタイ病を風化させないために活動する市民団体『語り継ぐ会』と資料館との懇談の中で飯田博行館長が明らかにしたものです。
 カドミウム腎症はイタイイタイ病に至る前段階でみられる腎臓障害で、公害病と認定されておらず神通川流域にはいまも5000人ほど患者がいると言われています。
 これまでは文字とイラストによる説明だけでしたが、理解を深めてもらうため健康な人とカドミウム腎症の人の腎臓の模型を新たに展示するということです。

 「富山大学の協力を得て今年度中に完成させたい」(イタイイタイ病資料館・飯田博行館長)

 また、語る会は、イタイイタイ病に関する住民運動や行政の取り組みについての展示を行うことや、語り部が高齢化するなか伝える人を絶やさないため資料館でボランティアの育成を行ってはどうかなどについて要望しました。

 「資料を展示するだけでなく、資料から新しいイタイイタイ病像を研究していく、知見を広げていく資料館であってほしいと願っています」(イタイイタイ病を語り継ぐ会・向井嘉之代表運営委員)

チューリップテレビ

最終更新:5/22(水) 10:48
チューリップテレビ

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