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どうなるファーウェイ、3キャリアは発売延期の動き(石野純也)

5/22(水) 14:34配信

Engadget 日本版

米国商務省の「エンティティリスト」に入り、連日のようにその名前が取りざたされているファーウェイ。未発売だった端末の日本展開が危ぶまれるなか、同社の日本法人であるファーウェイ・ジャパンは、SIMフリーモデルの「P30」と、その廉価版にあたる「P30 lite」を発表しました。どちらも、発売は5月24日を予定。大手家電量販店やネットショップのほか、主要なMVNOを通じての販売も開始されます。

エンティティリストに登録されてしまったことで、米国原産の半導体やソフトウェアの調達が難しくなってしまいます。ファーウェイに関しては、アプリケーションチップやモデムを内製化しているため、他社のようにクアルコムからSnapdragonを即調達できなくなるといったリスクは少なくなりますが、OSとして採用しているAndroidにはGmailやGoogleマップ、YouTubeといった、各種グーグルアプリが載っています。

また、単にアプリが載っているだけでなく、AndroidにはGoogleアカウントが登録でき、サードパーティのアプリを配信するGoogle Playも用意されています。AndroidはオープンソースのOSで、禁輸措置を受けたといっても利用はできますが、そこに密接に組み込まれたサービスや、グーグルのアプリケーションを利用できなくなるのは、ファーウェイにとってかなりの痛手。

中国のように、グーグルのサービス抜きで提供している国ではあまり問題がないのかもしれませんが、その他の国や地域では死活問題です。実際、昨年ZTEに対して禁輸措置がかかった際には、アップデートサーバーが停止され、セキュリティパッチも当てられない状況になってしまうなど、日本の端末も大きな影響を受けました。ZTE端末を提供してきたキャリアにとっても、頭の痛い問題だったようです。直近で発売されたのはワイモバイルのWi-Fiルータのみで、ラインナップも以前より減っている印象を受けます。

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最終更新:5/22(水) 14:34
Engadget 日本版

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