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「世界最大の橋」でつながった香港とマカオ 世界有数のメガロポリスに成長するか?

5/22(水) 19:01配信

マネーの達人

香港側の西九龍駅は巨大な空港のターミナルを思わせるようなつくりになっています。

ミシュラン一つ星の「添好運(ティム・ホー・ワン)」などもテナントに入っており食事も楽しめます。

香港は中国共産党に飲みこまれる不安も

旅行者や中国本土の人にとって橋と高速鉄道ができたことで旅の選択肢も広がりました。

その一方で香港では中国共産党の影響力が強くなっていると市民の間で不安も広がっています。

中国共産党に批判的な発言がみつかると香港では公安にマークされるという噂すらあります。

実際に共産党に批判的な政党が活動禁止になるなどの影響も出ています。

香港の西九龍駅にの中には香港と中国本土の国境が設定されました。

つまり香港の中に中国本土の領土が存在するという状態になったのです。中国共産党は今後ますます香港、マカオへの政治的影響力を持ちそうです。

香港・マカオ・広州は世界有数のメガロポリスに成長するか?

香港・マカオ・広州エリアの一体化を進めてメガロポリスにする案が中国共産党から出されました。

中国共産党は香港・マカオ・広州を一体化し世界的にも競争力の強いメガロシティをつくる本気度が今回の橋と鉄道の完成・規模からもうかがえます。

マカオにもポルトガル語圏の資金を集める人民元建ての証券市場がつくられる計画も発表されています。

金融都市の香港とカジノシティのマカオとハイテク都市の深センが一体化したアジアを代表する巨大都市が近未来に誕生するかもしれません。

まとめ

中国本土と香港・マカオは橋と高速鉄道でつながりました。

旅行者や中国本土の人からすれば、観光や交通の面で選択肢が増え便利になりました。

一方で香港・マカオは政治的に中国本土に近未来に飲みこまれるのではという不安と懸念も広がっています。

中国共産党は中国本土・香港マカオを一体化した世界的なメガロシティを近い将来につくることになるでしょう。(執筆者:田守 正彦)

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最終更新:5/22(水) 19:01
マネーの達人

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