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「金沢メギス」多彩な料理 ブランド化目指し「6人衆」考案 6月から店舗で提供

5/22(水) 1:22配信

北國新聞社

 金沢市がブランド化を目指す「金沢メギス」を使ったオリジナル料理を、市内の和食料理人6人でつくる「メギス6人衆」が考案した。メギスの魅力を広めようと市が初めて企画し、6月1日から1カ月間、市内の各店舗で提供する。21日は市内で試食会が開かれ、すり身や昆布締め、揚げ物など異なる調理法で仕上げた6品を関係者が堪能した。

 メギスとレンコンをあわせて蒸し上げたまんじゅうや、メギスの身を醤油(しょうゆ)、みりんを加えた卵黄と大葉で巻いた焼き物のほか、1匹丸ごと揚げた豪快なフライなどが披露された。焼いたメギスをゆず胡(こ)椒(しょう)と鰹出汁(かつおだし)で味付けした料理も出された。

 フードアナリストの雅(あ)珠(す)香(か)さん、フードコーディネーターの山根ひとみさん、フードプランナーのつぐまたかこさんが試食し「焼くとふわっとした食感で食べやすい」「揚げると臭みが消えて、日本酒に合いそう」などの感想を述べた。

 メギスの身を骨ごとミンチにした春巻きを考えた「いたる本店」の石黒格(いたる)代表は「子どもでも食べやすいように工夫した。今は特に脂が乗っておいしい時期。全国一の消費量を目指したい」と意欲を見せた。

 メギスは体長約20センチの白身魚で、全国的にはニギスと呼ばれる。石川の漁獲量は944トン(2016年)で全国の3割を占める。市は今年度から5年間を期間とする「金沢で食する海の幸魅力向上計画」の一環でブランド化の推進を加速させており、県内の大学と連携したレシピの開発なども検討している。

 市農林水産局の山田裕局長が石川県はメギスの漁獲量が全国1位である一方で、知名度はあまり高くないとし「もっと多くの人にメギスの味を楽しんでもらえるよう、今後もさまざまな事業を打ち出したい」と話した。

 6月1日からオリジナル料理を提供するのは次の各店。

 いたる本店、わ食場はす家金澤駅前店、近江町食処鮮彩えにし、近江町海鮮丼家ひら井いちば館店、割烹むら井、金沢寿司割烹魚匠庵

北國新聞社

最終更新:5/22(水) 1:22
北國新聞社

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