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弁当届けて高齢者見守る 能登町、穴水町の中山間地 春蘭の里が開始

5/22(水) 1:22配信

北國新聞社

 能登町の農家民宿群「春(しゅん)蘭(らん)の里」実行委員会は21日までに、瑞穂、山田地区で生活する高齢者らを対象に弁当の配食サービスを始めた。地元産の食材をふんだんに使って栄養バランスの取れた食事を提供し、高齢者の見守り活動も兼ねる。隣り合う穴水町の一部地域でも弁当を配達し、地域の垣根を越えて中山間地に暮らす住民を支援する。

 弁当は、実行委が同町柏木で運営する直売所「のと夢づくり」で調理し、職員が配送する。地元で採れた野菜や山菜、米を使って栄養士が5品程度作る。季節やその日の食材によってメニューを変え、今の季節はワラビの酢みそあえ、タケノコのみそ汁、車麩の卵とじなどを用意する。

 65歳以上の一人暮らしの高齢者らは町の配食サービス支援事業を活用して1食分500円、そのほかの利用者は同800円から1千円となる。昼食、夕食とも受け付ける。

 弁当の配達時や容器の回収時に住民と接することで近況の把握に努める。地元の野菜や、夢づくりで作った漬物やみそなど加工品も配達に合わせて販売していく。

 実行委の多田喜一郎事務局長によると、春蘭の里がある宮地地区や瑞穂地区、隣接する穴水町の伊久留、菅谷など約380世帯が対象となる。住民のほとんどは高齢者で、健康面や暮らしをサポートする体制づくりが必要だと考え、サービスを開始した。

 多田事務局長は「若い人がなかなか増えない中、高齢者の負担を少しでも軽くしていきたい」と話した。問い合わせは実行委事務局=0768(76)0021=まで。

北國新聞社

最終更新:5/22(水) 1:22
北國新聞社

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