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アジア「食の頂点」武雄に集結 2020年3月に国内初開催「アジアベストレストラン50」

5/22(水) 11:51配信

佐賀新聞

 佐賀県は21日、アジア各国の優れたレストランを選ぶ国際イベント「アジアベストレストラン50」を誘致したと発表した。国内での開催は初めてで、来年3月24日に武雄市を会場に開く。アジア圏のトップシェフをはじめ、飲食や貿易など各界の関係者約800人が集う中、有田焼などの器や県産食材の魅力を伝え、世界への情報発信を狙う。

 県によると、アジアベストレストラン50は「世界ベストレストラン50」のアジア版として、国際的なワイン品評会「IWC」を主催するイギリスの広告代理店が2013年から開いている。計318人の審査員がアジア各国の料理店を調査し、料理の質やサービス、社会的活動など多様な観点から評価、上位50店を表彰する。注目度が年々増しており、18年のマカオ大会は約70カ国の報道機関に取り上げられた。

 本番前日の23日からレセプションパーティーがあり、武雄市の御船山周辺を会場に料理を提供する機会があるという。県は県出身の著名な料理人に協力を依頼しており、県産の器や食材で魅力を参加者に伝える。24日夕方からは武雄市文化会館で授賞式が行われる。県は6月定例議会に関連予算9344万円を上程するように調整している。

 県は18年11月から誘致に取り組み、武雄市に加え、佐賀市や唐津市をアピールしてきた。これまではシンガポールやバンコク、マカオといったアジア有数の大都市が会場になっており、地方都市での開催は初めて。県産業企画課は「自然共生型というこれまでと全く異なるコンセプトを評価してもらい、焼き物や御船山などの景観の素晴らしさも気に入ってもらえたのでは」と選定理由を推し量る。

 山口祥義知事は21日の定例記者会見で「有田焼400年事業で料理人を招いた時に、器だけでなく佐賀の食材の素晴らしさにも注目が集まった。魅力を世界に発信し、アジアのレストランに佐賀の器や食材が広がるきっかけになれば」と意気込んだ。

最終更新:5/22(水) 17:00
佐賀新聞

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