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新幹線議論、山口知事「水差すようで残念」 佐賀

5/22(水) 10:27配信

佐賀新聞

 佐賀県の山口祥義知事は21日の定例会見で、自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が九州新幹線長崎ルートの整備を巡る佐賀県の対応を韓国や北朝鮮に例えた問題に関し、「長崎とは誠意を尽くして膝をつき合わせてきたし、これからもやろうと思っているので、水を差すような残念な気持ちになった」と改めて苦言を呈した。

 山口知事は4月26日に都内で開かれた長崎ルートを議論する与党検討委員会の非公開会合で、谷川氏から直接、長崎県との関係を外交問題に例えてただされたことに触れ、「公開ではなかったので世の中に出ることはなかった。残念な思いはしたが、将来の佐賀、長崎の関係を思って、ぐっとのみ込んだ」と述べた。

 一方、古川康衆院議員(比例九州、唐津市)が自身のウェブサイトに検討委での山口知事の発言として記していた「新幹線整備を望まないのは県民の総意」という部分を20日付で「非常に多くの県民の声」に修正し、おわびの文章を掲載したことについて、山口知事は「自分の発言が曲げられて伝えられるのは政治家としてつらい。事実関係だけは慎重に出していただきたい」と話した。

 また、山口知事は14日昼に長崎県の中村法道知事と会談し、長崎ルートを巡る多くの論点について今後は副知事や部長も含め、事務レベルで整理していくことを確認したことを改めて説明した。その3日後、長崎県の中村知事が定例会見で14日に会っていたことには触れず、山口知事と近く再会談する考えを示したことに関して山口知事は「あれ?  また知事会談なのかなと。別に会うのはいいですが、まずは副知事、部長が会うのではなかったかと思ったが。よく真意は分からないですが」と戸惑いを見せた。

最終更新:5/22(水) 10:27
佐賀新聞

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