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ビヨンド・ミートに警告-フェイスブックIPO後安を的中アナリスト

5/22(水) 14:38配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): フリーダム・ファイナンス(カザフスタン)で地元企業と米国でのIPOについて投資家に助言を行っている30歳の株式アナリスト、エルラン・アブディカリモフ氏が先週、代替肉を手掛ける米ビヨンド・ミートについて株価大幅下落という暗澹たる警告を発した際、ウォール街でさほど注目する人はいなかった。

ビヨンド・ミートは1日の新規株式公開(IPO)以降、株価が3倍余りに上昇し、米市場のIPOではここ10年余りで出色の成績となっている。それに水を差すとはいったいどんな人物なのだろうか。

振り返ってみると、アブディカリモフ氏には実績があった。2012年、IPOを控えた米フェイスブックに極めて弱気の見方を示し、ブルームバーグ調査で最も低い目標株価を設定、上場後には投資判断を「売り」とした。フェイスブック株は最初の1年間で株価が30%下落し、当時24歳だったアブディカリモフ氏はちょっとしたスターとなった。

今度はビヨンド・ミートについて、競争激化に直面し飛躍は難しいと分析し、同社を避けるよう顧客に推奨。米タイソン・フーズのような大企業が代替肉に参入し競争が激化することが大きな懸念材料だ。ビヨンド・ミートの株価上昇は「投機的ムードによるところが大きく、見通しについての現実的な分析に基づいていない。投機的買いの第一波が去り次第、調整が見られる」と予想し、目標株価を28.40ドルとした。これは、現行水準を約64%下回る。投資判断は先週、「買い」から「ホールド」に引き下げた。ビヨンド・ミート株は21日の米株式市場で一時11%安の76.76ドルを付けた。

もちろん、アブディカリモフ氏にも、うまくいく場合とそうでない場合とがある。最近では米ウーバー・テクノロジーズとリフトが後者の例で、同氏はIPO後の下落を予想しておらず、両社とも「買い」としていた。

原題:Beyond Meat Wipeout Called by Kazakh Who Nailed Facebook IPO (2)(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Tatiana Darie

最終更新:5/22(水) 14:38
Bloomberg

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