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モンテカルロ市街地コース、路面の2/3を再舗装。シケインのエスケープゾーンはハイグリップ路面が敷かれ、大事故発生を防止

5/23(木) 10:54配信

motorsport.com 日本版

 モナコGPの舞台となるモンテカルロ市街地コース。その名物とも言えるトンネルを出た先には、”ヌーベル・シケイン”とも呼ばれるシケインが存在している。

【動画】F1モナコGPコース紹介オンボード映像

 このシケインはトンネル内でマシンが最高速に達した後、下り坂でハードブレーキングをして飛び込んでいくコーナーである。しかしブレーキングに失敗したり、ブレーキング中にマシントラブルが発生した際には十分減速することができず、シケインをそのまま高速で直進して、ガードレールに激突してしまうことがある。これまでにはカール・ヴェンドリンガー(1994年)、ジェンソン・バトン(2003年)、セルジオ・ペレス(2011年)らがここでクラッシュし、病院に搬送される事態となっている。

 この場所での大事故を避けるべく、FIAとモナコ当局は、様々な対策を講じてきた。そのうちのひとつが、シケイン先のウォールの位置を後退させることだった。これによりマシンを十分に減速するための”猶予”を確保しようとしたのだ。

 今回はさらに路面も改善され、クラッシュ防止対策が強化された。シケイン先のエスケープゾーンの路面のアスファルトが粗くなり、グリップ力を高めたのだ。ただロックしたままこのエリアに突入してしまうと、タイヤをこれまで以上に厳しく傷つけてしまう可能性がある。

 しかしルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、そのことは大きな問題にはならないだろうと考えている。

「その部分はとても粗くて、グリップが高くなっている。まるで紙やすりのようだ」

 そうヒュルケンベルグはmotorsport.comに対して語った。

「でもその路面に辿り着く前にブレーキを解除すれば、普通に(このエリアを)横切ることができる。そうすれば、大きな問題になるとは思わない」

 また今回のグランプリ開催に先立ち、コースの約2/3で路面の再舗装が行われた。再舗装されたのは下記の通りだ。

・ターン19(アントニー・ノゲス/最終コーナー)出口~ターン3(マセネー)出口
・ターン7(ミラボー・バス)出口~ターン8(ポルティエ)出口
・ターン10入り口~ターン11出口まで(ヌーベル・シケイン全体)
・ターン12(タバコ・コーナー)入り口~ターン15(プールサイド・シケインふたつ目)出口

Adam Cooper

最終更新:5/23(木) 10:54
motorsport.com 日本版

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