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JALのA350初号機、6月納入向け作業進む

5/23(木) 23:45配信

Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)向けエアバスA350 XWBの初号機(A350-900、登録記号JA01XJ)が、6月の引き渡しに向けて仏トゥールーズでの作業が大詰めを迎えている。

【他社機と並ぶJALのA350】

 JALは2013年10月7日に、A350 XWBを最大56機導入すると発表。確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプション(仮発注)で25機購入する契約を締結した。ボーイング777型機の後継機で、A350-900は主に国内線用777-200の、A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる。

 最初に導入するA350-900は、初号機から3号機までが特別塗装機。機体後部にA350のロゴを大きく描き、初号機は“挑戦”を示す「レッド」、2号機(JA02XJ)は“革新”の「シルバー」、3号機(JA03XJ)は“エコ”の「グリーン」を採用した。翼端はいずれもJALのシンボルカラーである赤を配した。エンジンは英ロールス・ロイス製トレントXWBを搭載する。

 座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。置き換え対象となる777-200(3クラス375席:ファースト14席、クラスJ 82席、普通席279席)と比べると、ファーストは2席減、クラスJは12席増、普通席が16席減となり、全体では6席減る。

 いずれも新シートを導入。全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供する。

 初号機は現地時間5月17日に初飛行に成功。22日はトゥールーズの駐機場で、ほかの航空会社向けの機体とともに作業が行われていた。

 JALは6月に初号機を受領後、慣熟飛行などの就航準備を進める。9月1日から羽田-福岡線に就航を予定しており、その後は札幌(新千歳)線や那覇線など、777-200で現在運航している国内線の幹線に投入を予定している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/23(木) 23:45
Aviation Wire

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