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フェラーリ、タイヤを使いこなせるか。2019年マシンの”新コンセプト”評価進める

5/23(木) 12:05配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリは、ピレリの2019年タイヤをより良く機能させるために必要なセッティングを追求するのと同時に、”新しいコンセプト”についての評価を進めているという。

【動画】F1モナコGPコース紹介オンボード映像

 ライバルであるメルセデスに開幕5戦連続ワンツーフィニッシュを許したことで、フェラーリはマシンのパフォーマンスが不安定になっている原因の詳細な分析に着手した。

 チーム代表のマッティア・ビノットはスペインGPの後、2019年のマシンであるSF90のコンセプトが間違っていたのかどうか、検証する必要があるとさえ語っていた。

 フェラーリは、モナコGPにもアップデートパーツを持ち込むだろう。しかし一方で、今後に向けてファクトリーのあるマラネロでは『新しいコンセプトの評価』が進められているという。

 スペインGP後にバルセロナで行われたテストにおいてフェラーリは、様々なセットアップ変更を行い、問題の原因特定に臨んだ。その結果ビノットは、ピレリが2019年の全レースに持ち込んでいる、トレッド面が薄くなったタイヤが問題の大きな要因だと明かした。

「バルセロナでのテストとマラネロで行われた分析では、今年のタイヤが2018年とは非常に異なっているため、適切に機能させるために機械的、空力的セッティングを変える必要があるということが分かった」

「我々はすでに、マラネロで新しいコンセプトの評価に取り組んでいる。そしてここにいくつかのアップデートを持ってきている」

 フェラーリは、スペインGPの週末に新型エンジンと空力パーツのアップデートを行い、セットアップ面でも異なるアプローチを採った。しかし、メルセデス勢に太刀打ちできずに終わった。

 追い抜きが難しいモナコにおいて、グリッド位置の重要性を考えると、木曜日のフリー走行から土曜日に行われる予選までに、より良い前進を果たすことが大事になってくるだろう。

「今週末はかなり違った種類のレースになる。トラック特性によって、勢力図が大きく変動する可能性がある」とビノットは述べた。

「通常ならオーバーテイクはほとんど不可能なので、予選が非常に大事になる」

 フェラーリは、コンストラクターズランキングではメルセデスに96ポイントのリードを許しており、ドライバーズランキング4位のセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンを48ポイント差で追っている状態だ。

 先週、フェラーリの本社で会議が開かれ、会長のジョン・エルカンも出席した。そこでは、チームを率いるビノットへの支援と共に、2019年のマシン開発にもっと多くの予算を投入することが決定されたようだ。

 これにより、2020年マシンの初期開発に予算が奪われるのを避けることができるだろう。

Scott Mitchell

最終更新:5/23(木) 12:05
motorsport.com 日本版

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