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娘の命を助けてくれたから…母親が恩人に“返した”ものとは

5/23(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【もぎたて海外仰天ニュース】

 娘の命を助けてくれた恩を返すことができた……消防団員に娘を救われた母親の物語が、全米の共感を集めている。

 米CNNニュース(5月20日付電子版)などによると、2016年8月、ミネソタ州ベアービルに住むベッカ・バンディーさん(写真左)の幼い娘が自宅で発作を起こして倒れた。

 緊急通報を受け、最初に現場に駆けつけたのは、地元のボランティア消防団のビル・コックスさん(66=同右)だった。ビルさんの適切な応急処置のおかげで娘は助かった。

 そして約2年後の昨年10月。ベッカさんは、近くのバー「バイキング・バー」で開かれたチャリティーイベントに出席した際、ビルさんと再会した。ビルさんの本職は、バーテンダーだったのだ。ベッカさんは、ビルさんが着ていたグリーンのTシャツに目を奪われた。こんなメッセージがプリントされていたのだ。

「私はビルです。腎不全の末期段階で、腎臓を必要としています」

 ビルさんは生まれつき腎臓が1つしかなく、それが機能不全を起こしており、透析治療を行っていた。2017年に移植リストに登録したものの、腎移植の条件にマッチするドナーは現れなかった。

 バーで話をして、ビルさんと血液型が同じであることを知ったベッカさんは、すぐさまドナーになることを申し出た。

 そしていくつかの検査の結果、ベッカさんは条件に完全に適合していることが判明。ベッカさんはすぐにビルさんに電話をかけ、ニュースを知らせた。

「2人で泣いたことを覚えています。もちろんうれし泣きです」

 手術は今年2月下旬、ミネソタ大学メディカルセンターで行われ、見事に成功。ビルさんは順調に回復した。手術後、2人は家族ぐるみで付き合うようになったそうだ。

 手術の前、ビルさんは木で天使の像を彫って、ベッカさんにプレゼント。写真でベッカさんが手にしている像がそれだ。

「彼女は私の天使だよ。私の命を救ってくれた。彼女にふさわしい、ちょっとした贈り物だと思ったんだ」

最終更新:5/23(木) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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