ここから本文です

仙狐さん、その小さなおみ足で踏んでいただいてもよろしいでしょうか…… 「世話やきキツネの仙狐さん」7話

5/23(木) 0:00配信

ねとらぼ

 癒やされたい。肯定されたい。「世話やきキツネの仙狐さん」は、ブラック企業に勤める男性が、神使の狐に何もかも全て癒やされていく、人間全肯定アニメ。優しい空間が覆いかぶさってくる、ある意味現代日本を象徴するような作品です。

【漫画の続きを読む】

クセになってもいいんだよ

 世話やきたがりの仙狐さん。基本常識人の中の常識人ですが、時々お世話対象である中野がびっくりすることを言います。今回の発言はこれ。

 身体がこったという中野に対して、「わらわが踏んでやるのじゃ!」。手で揉むんじゃないの!? Sっけのあるキャラなら「踏む」は割と定番の言動ですが、普段はそういうのが微塵もない仙狐さんなので、だいぶびっくり。

 ここでいう「そっちの気」というのは、おそらくM的な意味でしょう。社畜だからM、みたいなジョーク、仙狐さんも言うんですね。

 本当のところ、中野のことを仙狐さんはどう見ているか……というのが次のコマ。

 心当たりはいろいろあるらしい。

 彼は極度のモフニスト。基本仙狐さんにわがままは言いませんが、しっぽやら耳やらをモフモフ触りたがる欲求だけはセーブできません。二人きりで過ごす家の中、ことあるごとにニヤニヤしてしっぽをモフモフするのは、正直特殊な趣味だと言われてもしかたない。それを許容しているのは仙狐さんの慈愛ゆえ。

 マッサージや耳かきは「リラックス」の代表的に語られることが多いですが、これは双方の信頼関係があるからこそです。乱暴な人にマッサージされたら、身体を痛めてしまうでしょう。不器用な人に耳かきさせたら、鼓膜が危険でまず落ち着かない。

 身体をほぐすために「踏んでもらう」。身体をほぐすために「踏んであげる」。どちらも信頼関係なしにはできません。背中を踏まれる=安心して身体を預ける、ということ。

 「踏み」も、子供体重だとちょうどいい。仙狐さんの足のサイズと体重は、ジャストだったようです。加えて普段と異なり、裸足なのもいい。なんて素敵なスキンシップ。

 逆に、中野が仙狐さんの身体をマッサージするシーンもあります。「両手にすっぽり収まってしまう小さな腰回り…」。中野は恐る恐る、壊れそうな小さな体をほぐします。胴体の華奢さは、子供か、あるいは猫を抱いているような柔らかさ。

 もっとも、身体の感じやすさは大人のもののようです。これはしっぽの付け根を触った時の反応。男子の手も止まる。モフニスト中野としては触りたいだろうに(お風呂回ではしっぽの付け根チェックをしていた彼です)。

 それにしても、いい声を出せとばかりにお互いマッサージしあうこの関係、隣の高円寺が聞いたら、どう思うかは想像に難くない。仙狐さんは自分を、一応は母であり妻だと言っていますが、下手するとそれ以上に仲むつまじい。いくら世話やきの仙狐さんでも、このキャッキャは中野にしかしないんじゃないかな……。

1/2ページ

最終更新:5/23(木) 0:00
ねとらぼ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事