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「“表現”がすべてだと言っても過言ではない」光本勇介流・サービスの流行らせかた

5/23(木) 13:20配信

新R25

最短2分でオンラインストアがつくれるサービス「STORES.jp」、目の前のアイテムが一瞬で現金に変わるアプリ「CASH」、あと払い専用の旅行代理店アプリ「TRAVEL Now」など、あの堀江(貴文)さんも舌を巻く発想力で世間を驚かせるサービスを次々と生み出す起業家・光本勇介さん。

電子版を0円、紙の書籍を原価の390円(税抜)で流通させ、Webサイトで自由な金額を課金してもらうという前代未聞の売り方で話題となっている著書『実験思考』より、光本さんの頭のなかを覗くことができる4本の記事を連日公開でお届けします。

1.「全力で普通の生活をします」CASHの生みの親・光本勇介が語る“アイデア発想の極意”

2.「“表現”がすべてだと言っても過言ではない」光本勇介流・サービスの流行らせかた

3.「人間はどんどん思考停止して、ゾンビみたいになる」光本勇介が描く未来予想図

4. 給料を“先払い”したら、人はちゃんと働くのか? 光本勇介がトライしたい「実験」の数々

事業は「タイミング」が命

事業は本当にタイミンクグが重要です。タイミングをすごく重視しています。

ぼくは個人間のカーシェアリングサービスを「10年前」にリリースしました。でも、あれを出すべきタイミングは「1~1年半前」だったな、といまならわかります。

いくらイケているサービスでも、タイミングを間違えたら流行るものも流行らないのです。

「未来を見通す目」が正しくても、マスが追いつく環境が整っていないとうまくいかない。感覚的には「時代の半歩先」くらいのものを出すのがちょうどいいと思っています。

「半歩先」がどれくらいのイメージかというと、自分のなかでの感覚は「1年未満」です。1年経たないうちにメジャーになる、ジワジワ来そうだな、というものがベストという感覚です。

サイバーエージェントの藤田晋さんは「新しすぎることをやると人がついてこないから、できるだけ業界の人が『いまさら?』と言うようなもののほうがいい」というようなことを言っていました。

カーシェアリングサービスのときはそういう意識がなかった。「新しいじゃん」「絶対こっちじゃん」と思ってやったけど、早すぎたのです。

「宇宙人」になってしまうと、うまくいきません。もちろんそれできちんと事業として成り立たせられる人もいるので、そういう人は尊敬しますし、すごいなと思います。

ただぼくは一部の人たちに熱狂的に使ってもらう事業を作るよりは、みんなに理解してもらって、みんなに共感してもらって使ってもらうようなサービスが作りたい。

そうなると「半歩先」を狙うのがベストなのです。

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最終更新:5/23(木) 13:20
新R25

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