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なぜ今?影響は?名前のローマ字表記が『名→姓』から『姓→名』に…

5/23(木) 13:37配信

FNN.jpプライムオンライン

街で自分の名前を、ローマ字で書いてもらうと多くの人が名前が先で名字が後だった。
しかし、今後、この順番が変わる可能性があるという。

【画像】表記が変更になって影響がでるもの

河野外相は「習近平主席が、Xi(姓)Jinping(名)、文在寅大統領が、Moon(姓)Jae-in(名)と表記されている外国の報道機関が多いわけでございますから、安倍晋三も同様に、Abe(姓)Shinzo(名)にしたいと考えている」と話した。

日本人の名前をローマ字で書く際、これまでとは逆で、日本語表記と同じ姓→名の順番にしようという発言があった。

海外の大手メディアも「日本から世界へ、シンゾウ・アベではなくアベ・シンゾウと呼んでください。」と、
報じる事態となった。

柴山文科相は「自分の名刺を見ると、残念ながら名 昌彦・姓 柴山の順番でローマ字表記されている。
今後オフィシャルな場では、姓 柴山・名 昌彦の順で表記することを徹底したい」と話した。

この柴山文科相の発言があった5月21日、文科省の英語のホームページでは早速、
大臣や副大臣などの名前のローマ字表記が逆に変更された。

なぜ日本は『名前→名字』 になったのか?

そもそもなぜ日本では、ローマ字表記では名前が先が一般的になったのか?
国語辞典編さん者飯間浩明氏は「日本は明治時代にヨーロッパに追いつけ追い超せといって欧化政策というのを
とります。その中で、名前の書き方も欧米式にするべきということで名前→名字の順にするように徐々に
なってきたようだ。」と話した。

名前のローマ字表記があるものといえばパスポートである。
改めて、表記を確認してみると元々姓→名の順番で記載されているため、影響はなさそうだ。

一方、クレジットカードは名→姓の表記となっている。
日本のクレジットカード大手JCBは、今回の報道について、「今のところ変更の予定はないが、国からの要請があれば今後対応していく可能性がある」としている。

さらに、影響を受けそうなものといえば、英語の教科書である。
教科書大手の三省堂の 英語教科書出版部 富岡次男部長は「平成5年の教科書から一貫して姓→名の順番でやっています」と話した。

1993年、三省堂は、当時の編集長の方針により、英語の教科書内の表記を「姓→名」の順番に変更した。

その後、三省堂以外の教科書も、あることがきっかで続々と変更することになったという。

そのきっかけというのが、2000年の文科省による国語審議会である。
その中で言語や文化の多様性を踏まえ、ローマ字表記においても「姓→名」の順が望ましいとの答申があった。
文科省と外務省は今回、19年ぶりに、この答申を改めて呼びかけた形となった。
強制力はないものの、近く文化庁が通知を出すということだ。

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最終更新:5/23(木) 13:37
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