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ティッシュが足りない 品切れで困った 製紙工場の火災だけでない“複合的な”理由とは

5/23(木) 11:01配信

中京テレビNEWS

 私たちの生活必需品である“ティッシュ”が全国的に品薄状態になっているといいます。そのワケとは?はたして品薄状態はいつ解消するのでしょうか?

 1人当たり年間13箱以上のティッシュを使用しているという名古屋市民。品薄状態について、街で聞きました。

「ティッシュは子供が使うのでないと困ります」
「ないって聞くと買っておいたほうがいいかな」
「困りますね」(街の人)

 名古屋市中村区にある薬局「フタムラ薬局」。店の入り口にあったのは、“ティッシュペーパー品切れ中”という文字。

「トイレットペーパーの高さと同じくらい(ティッシュが)置いてあるが、(現在は)ゼロの状態」(フタムラ薬局 伊藤彰敏さん)

 この薬局では、5箱パックのティッシュペーパーの在庫はゼロ。入荷の見通しもたっていないといいます。

 では、商品を大量に仕入れているホームセンターでの状況はどうでしょうか?売り場は十分な量があるようにみえますが。

「全体として(ティッシュの)品薄は聞いている。大量に買って特売を打つことは流通が滞っている(のでできない)」(ホームセンターアント高蔵寺店 長江優店長)

製紙工場の火災以外にも原因が

 全国で相次ぐティッシュペーパーの品薄状態。4月7日、愛知県春日井市にある製紙会社・王子製紙春日井工場で火災が発生。工場は、生産を2週間余り停止する事態となりました。その影響で一部の製品の生産ができなくなったといいます。

 ティッシュなどを扱う「日本家庭紙工業会」によると、品薄状態になった理由はほかにもあるそうです。

 海外製品が値上げを行ったため日本への輸入を一時中止した影響。国内のティッシュが高級化し製造ラインを変更したため、従来品の供給が減少したこと。また、GW前に大型店が在庫を大量に確保したことなど、複合的な理由でティッシュペーパーが品薄状態になっているといいます。

 ティッシュを販売している店では、他メーカー製品で対応するなどしているそうですが、他メーカー製品が急に需要が高くなり欠品になるという、負の流れが続いているといいます。

 日本家庭紙工業会によると、火災を起こした工場も生産を始めていて、この品薄状態は1か月~2か月ほどで回復する見通しだということです。

中京テレビNEWS

最終更新:5/23(木) 11:26
中京テレビNEWS

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