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12階から飛び降りても「死ねなかった」。モカさんが今、悩める人に必ずかける一言とは?

5/23(木) 13:58配信

ハフポスト日本版

新宿・歌舞伎町のとある一室。ここで、人生に悩める人たちに向けて、無料でお悩み相談会を開いている人がいる。自身も自殺未遂の経験があるモカさん(本名・亀井有希、33歳)だ。

男性として生まれたモカさんは、23歳で性別適合手術を受け、戸籍上の性別も変更し、ずっとなりたいと思っていた「女性」になった。一方仕事では、経営者として20代で年収1,000万円を稼ぎ、憧れてきた漫画家という夢も叶えてきた。欲しいものは手に入れたーー。

周囲から見れば「勝ち組」だったはずのモカさん。しかし4年前、自らの手で人生を終わらせようと、住んでいたマンションの12階から飛び降りた。

奇跡的に生き延びた彼女は現在、自殺願望を抱える人や人生に悩む人たちに寄り添う活動を行っている。

自殺未遂という経験はモカさんをどう変えたのか。そしてモカさんが今、生きづらさを抱える人たちに伝えたいこととは?ハフポスト日本版のネット番組「ハフトーク(NewsX)」に出演したモカさんに話を聞いた。【文:湯浅裕子/編集:南 麻理江】

求めていたものを手に入れた20代。

1986年、東京都で生まれたモカさん。男性の身体で生まれたが、幼少期の頃から自身の性に違和感があった。自身がトランスジェンダーだと気付いてからは、15歳でホルモン剤を服用。身体つきに変化が現われたことをきっかけに、自身の性について家族にカミングアウトをした。

《家族には10代のうちにカミングアウトしました。両親は困惑していましたが、2人の弟は意外とすんなり受け入れてくれましたね。》

高校卒業後、デザイン会社に就職しウェブデザイナーとして働いたが、1年未満で退職。自分と同じく性に悩む人たちに向けたイベント活動を始めた。21歳の時に、女装願望がある男性たちを中心に交流できる日本最大の女装イベントを立ち上げ大盛況。イベント運営会社を設立し、経営者となった。

23歳の時には自ら稼いだお金で性別適合手術を受け、戸籍上の性別も変更。本来の性自認である「女性」となった。会社は順調に事業を拡大し、女装バーも複数経営。もともとデザインが好きだったことから、夢だった漫画家としても活躍するようになった。

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最終更新:5/23(木) 13:58
ハフポスト日本版

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