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「セーラームーン」に「銀河鉄道999」…大英博物館で“海外最大級”マンガ展

5/23(木) 20:30配信

FNN.jpプライムオンライン

約50人の作家の原画や書き下ろしなど240点を展示

イースター島のモアイ像やエジプトのミイラなどが展示されるロンドンの大英博物館。
1759年に開館した由緒あるこの場所で、5月23日から開催されるマンガ展。
海外では、過去最大規模で、明治時代のマンガから現代の人気マンガまで数多く展示されている。
日本でも中々見られないセーラームーンやドラゴンボールの原画の展示もある。

【写真】ロンドンで今、こんなマンガが展示されている!

入場料は、日本円で約2800円。
約50人の作家の原画や書き下ろしなど、 240点もの作品が並ぶ。

松本零士さんの「銀河鉄道999」や 尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」など、 現代の人気マンガから、葛飾北斎の「小幡小平次」や、全長17メートルにおよぶ川鍋暁斎の「新富座妖怪引幕」など、 幅広い時代の作品が展示されている。

漫画の展示だけでなく、コスプレ体験が出来るコーナーもある。
また、作品以外にも、マンガの読み方や書き方を紹介するなど、 マンガに理解と関心を深める内容になっている。

イギリスではこれからマンガが有名に

これまでに、実写映画にもなった「聖☆おにいさん」のマンガなどを展示した事もある大英博物館。
日本のマンガに注目し続ける、その理由は…

マンガ展 メイン主催者 ニコル・ルーマニエールさん :
マンガが、一つの日本のビジュアルカルチャーの大事な原料。イギリスではこれからマンガが有名になる。40代以上の方はあまり理解がないが、若者は非常に好きなので、この展覧会をやるべきだと思った。

主催者は30万人の来場が目標だと語る。

8月26日まで開催される日本のマンガ展。
果たして、イギリス人の心を掴むことは出来るのだろうか?

日本で進むマンガの危機…

三田友梨佳キャスター :
日本の漫画文化は世界に誇れると思うが、森田さんはどう思いますか?

経営コンサルタントの森田章氏:
マンガは日本の文化輸出をリードするもの。関心や憧れが日本のモノやサービスに波及していて、経済効果にも繋がっていると思う。

三田キャスター:
一方で、紙と電子版を合わせた国内のマンガ市場規模はピーク時から25%減少している。日本で進むマンガの危機について、どう思いますか?

森田章氏:
ネットに広まる海賊版によって漫画家の収入に反映されないという悩みがある。
漫画家が正当な対価を受け取れる仕組みがないと、文化としてのマンガも失速するし、ビジネスとしてもこれまで以上に縮小してしまうと思う。

三田キャスター:
対策は何が考えられる?

森田章氏:
これまでは週刊のマンガ雑誌が新しいマンガの宣伝だったり、お披露目の場になっていて、その後単行本で儲けを生むようなビジネスモデルになっていた。ところが段々雑誌が売れなくなってきてる中、このモデルは機能しなくなってきている。直販のような新しい流通の形やコンテンツをお金に換えるような仕組みが必要になってきている。例えば漫画家や編集者、あるいはプロデューサーがネットの上で知り合って連携していくような新しいビジネスモデルが求められていると思う。

(「Live News α」5月22日放送)

最終更新:5/23(木) 20:30
FNN.jpプライムオンライン

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