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「3階から転落と同じ衝撃」の暴行で老人ホーム入居者殺害 安全な施設の選び方とは?

5/23(木) 21:33配信

FNN.jpプライムオンライン

老人ホームで82歳死亡 元介護職員逮捕 防犯カメラに…

大切な家族を預かるはずの老人ホームが殺人事件のが現場に。密室で何が起こっていたのか?

【画像】黒澤さんの片足をつかみ、部屋へと引きずり込む根本容疑者の様子…

東京・品川区の有料老人ホーム「サニーライフ北品川」で起きた入居者殺害事件。FNNは5月23日、現場となった施設内部を取材した。

共用部分である廊下には、いくつかの防犯カメラが設置されていた。
黒澤さんの部屋の前にも防犯カメラがあったが、部屋の内部には設置されていないという。

4月の事件当時、介護職員として働いていた根本智紀容疑者(28)は82歳の入居者、黒澤喜八郎さんに暴行を加え殺害した疑いが持たれている。

被害者は家族に「若い男に蹴られてやられた」と…

黒澤さんは、死亡する直前、家族に暴行の被害を訴えていた。

亡くなった黒澤さんの次女:
「若い男に蹴られてやられた」って。「本当に?」って言ったら「本当だ」って言って。もう一回「蹴られてやられたんだ」って…

施設の防犯カメラには、4月3日の夜、仰向けの状態で自分の部屋から出てきた黒澤さんの片足をつかみ、部屋へと引っ張り込む根本容疑者の様子が記録されていた。

“3階から転落と同程度”…「痛い 何するんだよ」と叫ぶ声

その後、黒澤さんが「痛い 何するんだよ」と叫ぶ声を別の職員が聞いていたことが新たにわかった。

黒澤さんは、肋骨の少なくとも4カ所が複雑に折れ、転んだだけでは加わらない強い力がかけられていた疑いがあるという。

医師の鑑定結果によると、その衝撃は、建物の3階から転落した際に加わる力と同じ程度の力だという。

亡くなった黒澤さんの次女:
まさか、そんなのあり得ない話だからね。もう絶対許さないと思った。なんのために施設に入れたのか、本当わからない…

増加する施設での高齢者虐待 安全な施設選びは?

施設の介護従事者による高齢者への虐待の相談や通報の件数は、2006年には207件だったが、2017年には1898件と、11年間で約8倍に増加している。

専門家は、事前のチェック方法として、昼食時の見学が有効だと指摘する。

NPO法人となりのかいご 社会福祉士 川内潤氏:
日中のなかで施設のケアが一番忙しい時間帯が、実は昼の時間帯なんです。いろんなケアが集中しているんですね。

昼食時は、食事のケアだけでなく、トイレの介助、薬の服用など様々なケアが集中するため、職員の連携を見極めることができるというのだ。

NPO法人となりのかいご 社会福祉士 川内潤氏:
この時間に、いかに緩やかににこやかにケアができているかどうかは、施設によって大分差があります。この時間に緩やかにケアができている所は、ちゃんと人員配置もされているし、職員同士の連携もできていると言えます。

また、そうした職員の働きぶりは、施設に支払う料金と必ずしも一致しているわけではないという。

NPO法人となりのかいご 社会福祉士 川内潤氏:
本当にいいケアをしたいというのは、残念ながら金額に100%は表れてこないんです。老人ホームは、高ければ良いとか、安ければダメということではありません。マンション選びとは違うということなんですね。

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最終更新:5/23(木) 21:33
FNN.jpプライムオンライン

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