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ゲームボーイを彷彿とさせる携帯ゲーム『Playdate』発表。『塊魂』の高橋慶太氏や“壺男”ベネット・フォディ氏の作品など12作が毎週届く

5/23(木) 13:28配信

電ファミニコゲーマー

 MacOSやiOS用アプリを開発、販売するPanicは、新たな携帯ゲーム機『Playdate』を発表した。2019年後半に予約を開始し、2020年内に出荷予定。価格は149ドル。

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 ゲームボーイを彷彿とさせる十字キーとABボタン、ポーズボタンのほか、本体右側には手回しクランクが取り付けられていることが特徴で、Panicから配信される12本のタイトルが遊べるゲーム機となる。

 限られた在庫しか持てず、メーリングリストにて注文受付開始の報告を行うということなので、興味がある方は公式サイトでメーリングリストの登録を行ってほしい。

 『Playdate』は本体サイズが74mm × 76mm × 9mmと薄型でほぼ正方形に近く、2.7インチ (68mm)のモノクロディスプレイを搭載。画面解像度は400 × 240ドット、画面比率で言えば15:9と少し変わったサイズのディスプレイを持つ。

 バックライトはないが、日中陽の光の中でも美しく、夜は照明の光でもよく見えるという。本体にはその他、Wi-Fi、Bluetooth、USB-Cとヘッドフォンジャックが搭載される。Wi-FiやBluetoothによる無線接続で対戦ゲームといった構想もあるが、最初はゲームのダウンロードに使用される予定だ。

 『Playdate』最大の特徴は「シーズン制」を導入した特殊なゲーム配信方法だ。毎週1本のゲームを12週間に渡って配信する。ゲームの内容は本体にダウンロードされるまで一切告知されない。

 1シーズン分のゲームソフトの値段も本体価格149ドルに含まれており、追加料金無しで最終的に12本のゲームを遊ぶことができる。シーズン2やストアの実装は、売り上げに依存するため未定だ。

 なお、シーズンの途中でPlaydateを購入した場合、そこから12週続けるか、あるいは今までのゲームをダウンロードするか選択できるという。少なくともPanicは1シーズンで終わる気は無いようだ。

 専用タイトルとして、『塊魂』や『のびのびBOY』を手掛けた高橋慶太氏の新作『Crankin’s Time Travel Adventure』が紹介されている。タイトルにもあるCrankの通り、本体のクランクだけを使い、時間を進めたり戻したりを操作する。

 絶えず増え続ける馬鹿げた障害を避けながら、Cranketteとのデートの待ち合わせに向かうことが目的だ。公式Twitterでは、『Crankin’s Time Travel Adventure』のサンプルがみられる。

 高橋氏のほかには、『QWOP』や『Getting Over It with Bennett Foddy』のベネット・フォディ氏、『Retro Game Crunch』や『The Last Rocket』のショーン・インマン氏、『Vlambeer』や『Ridiculous Fishing』のザック・ゲージ氏らがPlaydateのためのゲームを提供する。

 Playdateは、Playstation VitaやNintendo 3DSといった現行の携帯ゲーム機との競合は避けるように設計されている。ポケットやカバンに入れておき、スキマ時間にちょっとボタンが押したいときやクランクを回したいときサッと取り出せる、そんなハードウェアになっている。

 この一風変わったハードウェアに挑戦したいという開発者の方は、developer@play.dateまで連絡してほしいとのことだ。MacベースでLuaかCの知識が必要なSDKとシミュレーターを準備しており、現在は誰もが制作できるようにするための新しい方法に取り組んでいるという。

ライター/古嶋 誉幸

電ファミニコゲーマー:古嶋 誉幸

最終更新:5/23(木) 13:28
電ファミニコゲーマー

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