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【バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI ライヴレポート】『バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI JAPAN TOUR 2019令和元年!NAKAYOSHI幕府♡』2019年5月19日 at 日比谷野外大音楽堂

5/23(木) 19:02配信

OKMusic

 バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI(以下、バンもん!)の全国ツアー『JAPAN TOUR 2019 令和元年!NAKAYOSHI幕府♡』が、この日の日比谷野外大音楽堂からスタート! 天下統一を掲げ、今秋まで続く約半年間に渡る長い全国行脚(ツアー)に彼女たちは出発した。

バンドじゃないもん! MAXX NAKAYOSHI、日比谷野外大音楽堂公演のその他の写真

 自身最大規模、メンバー念願でもあった同会場でのライヴ。今春発売されたニューアルバム『NO LIMIT』の楽曲を中心に、野外や広い会場ならではの空気感や雰囲気、演出等も交え、集ったもんスター(ファンの呼称)たちとともに、標榜している“ノーリミットラブアンドピース”が昇華されていくさまを何度も目撃した。ユニゾンに、一体感に、シンクロや絶妙なリレーションに、まさに昨年末より自身の名に冠していた“MAXX NAKAYOSHI”を体感した一夜だった。

 当初、この日の天気予報は雨。それが日毎に好天予報へと変わり、開演時には快晴。メンバー曰く“バンもん!日和”に。この時期の野外ライヴならではの初夏の気配のする空気が気持ち良い。そして、場内に入ると左右の壁に“反撃のバンもん!”“てっぺん目指そうぜ!”の力強い筆文字による横断幕が掲げられいて、客席はこれまで以上に女子…しかも女性が増えた感がある。それは『NO LIMIT』が“バンもん!奪回”を掲げながらも、片方では現状の自身による女性目線のリアリティーのある歌がしっかり成立し、それが多くの伝えたかった層にきちんと響いた結果のように映った。

 重複するが、この日は『NO LIMIT』の楽曲が中心だった。そこに人気曲&代表曲も次々と現れた。一体感や一緒感が味わえる曲が中心なのも今回のツアーの特徴だろう。6人が揃ったり、一丸となったり、ブレンドされたり、ミックスされたり、リレーションされたりと数々の、この6人ならではの歌が次々と繰り出されていく。

“みんなより私が楽しんでやる!”(鈴姫みさこ)
“やっとやっと念願叶って野音に立てたぞ。最後まで楽しんでいこう!”(大桃子サンライズ)
“みさこの雨女伝説から一転、今日から晴れ女に転身だ(笑)”(ななせぐみ)
“今日は日が暮れるまで一緒に楽しみましょう”(望月みゆ)
“一番後ろの人まで元気にして帰るぞ!”(甘夏ゆず)
“今日は青空のもと会場中をメロメロにするから覚悟するなの~!”(恋汐りんご)
と、当日のライヴ中に会場に向け贈られたメンバーたちの意気込みからも、集まったもんスターたちと“最後まで燃え尽きん!”とばかりの気概と想いを感じた。

 実際のライヴに於いても、メンバー代わる代わるの♪Shine~の渾身のシャウトも印象的な「DAN PATSU SHIKI」では、ゆずのギター、みゆのベース、みさこのドラムによるバンドサウンドも広い会場に響き渡り、大人になった今だからこそ歌える飲酒ソング「さけっぱらだい酒☆」が疾走感のあるトラックに乗せ会場の宴に燃料を加えていく。

 念願叶った野音。この日に向け、各人調整や願掛けにも余念がなかったと聞く。メンバーももんスターも、この野音を成功させるべく数々の努力をしてきた。“今日もサウナに行った”と語ったゆずは“この日に向けて足元のエフェクターを6個も増やした”と満場に教えてくれたし、大桃子もここまでタピオカと飲酒を我慢し、恋汐は苺とさくらんぼといったかわいいものしか食べてないことを告げた。

 そして、その懸命さを示すように行なわれてきた券売バトル。ふたりがチームとなり、その手段や方法は何でもあり。どれだけ動員を増やせるかが事前に競われた。結果は1位ゴッサマチーム(甘夏ゆず&大桃子サンライズ)で、賞品は豪華一泊二日ディナークルーズ・リムジン送迎付き。2位はぐみしおチーム(恋汐りんご&ななせぐみ)で罰ゲームの引率。そして、3位はベードラチーム(望月みゆ&鈴姫みさこ)で、富士山登頂という過酷な罰ゲームが…。ちなみにこちらはのちに映像化されるとか。

 ライヴに戻る。夕暮れに向かう気持ち良い時間に現れたのは、その時分に似合う「天国とブギー・ジャム」。同曲がディスコサウンドでメローな雰囲気の中、大人でセクシーな気持ちにさせてくれれば、切ない歌とメロディーに、ちょっと残念な酒にまつわるあるあるな歌を乗せた「あんま覚えてない夜」、何度でも這い上がってやるとの思いを込めて、この乱世に生き残るのは私たちだとの決意を吐き出すようにラウドなサウンドに乗せて放った「SUMOU」も印象深い。また、ミラーボーカルが回る中、新境地とも言えるEDMのビートが幻想さと刹那感を生んだ「No no no no no no no Limit」、自分の初期衝突動を今一度想い出させてくれた、自身2度目の誕生日のお祝いソング「ハッピーバースデーソング」の際には、会場中からの共感のワイパーが育まれていくさまを見た。

 先にも書いたが、このツアーは一体感や一緒感が味わえる曲が中心になりそうだ。そして、それらはきっと各地で笑顔の花を咲かせ、元気のバイブスを撒き散らしてくれるに違いない。さぁ、間もなくあなたの街まで彼女たちがやって来る。一緒に全国各地で天下統一のために立ち上がる志士を彼女たちは待っている。

撮影:真島 洸/取材:池田スカオ和宏

セットリスト

現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

OKMusic編集部

最終更新:5/23(木) 19:02
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