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2階後方にゆったりプレエコ 特集・ANA A380 FLYING HONUの機内(3)

5/24(金) 7:44配信

Aviation Wire

 成田-ホノルル線に5月24日から就航する全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」。総2階建ての超大型機で、日本の航空会社が就航させるのは初めて。

【A380の2階後方がプレエコ】

 座席数は4クラス520席で、ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席。各クラスにパソコン用電源と充電用USB端子を備えるほか、Wi-Fiを使った機内インターネット接続サービスを提供し、バーカウンターをクラスごとに設ける。

 アッパーデッキ(2階席)にファーストとビジネス、プレミアムエコノミーを配し、メインデッキ(1階席)はすべてエコノミーで、後方には日本の航空会社では初となるカウチシートを導入。6列60席をカウチシートとし、「ANA COUCHii」と命名した。シートは、ファーストが日本の航空機内装品大手のジャムコ(7408)、ビジネスは仏サフラン・シーツ(旧ゾディアック・シート・フランス)、プレミアムエコノミーとエコノミー、カウチは独ZIMが手掛けた。

 プレミアムエコノミーは2-3-2席配列で、シートピッチが38インチ(約96.5センチ)と、エコノミーよりも4インチ(10センチ)広い。個人用モニターはクラス世界最大の15.6インチのタッチパネルタイプで、約90度回転する大型テーブルやレッグレスト、フットレストを装備した。

 プレエコのテーブルはこれまで、エコノミークラスのように前席から倒して使うタイプが主流だった。こうしたシートは、窓側や中央の通路に面していない席の人が通路に出にくいことから、ビジネスクラスのようにテーブルが回転するタイプのものを採用した。

 ANAはA380に「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」と名付け、全機にハワイの空と海、夕陽をイメージした特別塗装を施した。内装は3機とも同じだが、初号機が青(ANAブルー)、2号機が深緑(エメラルドグリーン)、3号機がオレンジ(サンセットオレンジ)と、1機ごとに色と表情が異なるデザインが採用された。5月24日に初号機が就航後、2号機は6月から投入を予定しており、2020年春には全機がそろう。

*写真は22枚。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/24(金) 7:44
Aviation Wire

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