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フェラーリ、チーム体制強化を狙いアルファロメオから人材の”呼び戻し”を検討?

5/24(金) 17:54配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリはチームの体制強化を図るため、昨年までチームに在籍し、現在はアルファロメオでテクニカルディレクターを務めているシモーネ・レスタをチームに呼び戻すかどうかを検討していたようだ。

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 レスタは、1998年にミナルディでF1キャリアをスタートした後、2001年にフェラーリへ移籍。2014年から設計部門のトップを務め、2018年半ばにアルファロメオ・ザウバーに移籍していた。

 しかしながら、今季開幕から苦戦が続いているフェラーリは、チーム代表のマッティア・ビノットの下、体制を改善しようとしており、昨年まで最高技術責任者を務めていたビノットの片腕だったレスタを、フェラーリに呼び戻すことが検討されていたようだ。

 レスタのフェラーリ復帰について、motorsport.comがビノットにコメントを求めると、彼は「ああ、噂を聞いた」と答えた。

「チームとして、我々は間違いなく常に自分たち自身を改善しようとしているし、強みを失っている場所を探そうとしている。シモーネはかつてフェラーリにいた。彼はアルファロメオに移籍し、テクニカルディレクターをしている。彼は素晴らしい経験を持っているんだ」

「ある段階で、我々は彼を呼び戻すことを評価した。それは決定などではない。とにかく、我々はマラネロでの彼の役割をカバーすることができている」

「我々がチームに加わる人材や、チームから離脱するメンバーのことを考えているのは事実だ。組織は常に流動的であり、それは普通のことだ」

 レスタがチームを去った際、その役割は彼を補佐していたファビオ・モンテッキの他、チーフエアロダイナミシストのデイビッド・サンチェスと、フェラーリのGTプログラムで空力を担当していたエンリコ・カルディレが引き継いだ。

 また、今年からビノットがマウリツィオ・アリバベーネに代わってチーム代表となったが、ビノットに代わる最高技術責任者は任命されていない。サンチェスとパワートレイン部門の責任者であるコラド・ロッティがビノットをサポートする他、FIAで副レースディレクターを務めていたローレン・メキーズがスポーティングディレクターとなっている。

「最近、多くの人々が新しい役割についた」とビノットは語った。

「その点では、我々はかなり”若い”チームなんだ。新鮮なアイデアが生まれるという意味で、それは間違いなくアドバンテージになる。創造性が増し、ダイナミックな考え方と開発ができる」

「だが我々は自分たちの組織を評価し、それぞれの役割で経験を積む必要がある。そしてチーム全体として、我々が成長していることを確認しなければならない」

 ビノットは「私はきっと、これまでのF1で見られたような、クラシカルで標準的なテクニカルディレクターではなかった」と語り、自身の後任が決まっていないことについて、フェラーリがパワーユニット部門とシャシー部門をひとつ屋根の下で開発しているからだと説明した。

「私は両部門のテクニカルディレクターだった。それはエンジンやERS(エネルギー回生システム)、バッテリー、空力、シャシーのスペシャリストにはなれないということだ」

「つまりテクニカルディレクターがまさに管理職だったということだ。チーム代表になったので、特に技術面ではサポートを受ける必要がある。だから、少し組織内部を変更した。私がふたつの役割を担っているというわけではないんだ」

Scott Mitchell

最終更新:5/24(金) 17:54
motorsport.com 日本版

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