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【掛布論】阪神得点力UPへ4番・大山成長せよ!…あえて「振らない勇気」考えてほしい

5/24(金) 6:16配信

スポーツ報知

◆阪神1x―0ヤクルト(23日・甲子園)

 阪神は9回に糸原が劇的なサヨナラ打を放ち、ヤクルトに3連戦3連勝。阪神・掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、64)が特別観戦記を寄せた。

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 糸原が最後に決めて、両軍無得点の重い試合展開に決着をつけた。上位争いのライバル・ヤクルト相手に3連戦3連勝は価値がある。ブルペン勝負の終盤の粘り合いに持ち込むと、今年の阪神は強い。あと得点力を上げれば、ペナント争いで優位に立てる。そのためにも「4番・大山」の成長に期待したい。

 6回2死一、二塁の第3打席は、1ボールから2球目を二飛。8回2死一塁では、初球ファウルの後の2球目でバットを折られて二ゴロに倒れた。積極的に振っていくこと自体は悪いことではなく、特に第3打席の2球目は真ん中付近の甘いカットボールだった。この打席のような打ち損じを減らすには、打撃スタイルを考え直す必要がある。

 いろんなボールを追いかけて振っていると、スイングは崩れてしまう。いざ、甘いボールが来たときに仕留め切れなくなる。今の大山はタイミングさえ合えば振りにいっている。47試合でわずか10四球という数字にも早仕掛けの特徴が表れている。

振らない勇気を 好機に強い打者になるためには「積極的な見極め」が求められる。30本塁打の大台に乗せるためにもだ。球数を投げさせれば、それだけ失投の割合は増える。その甘い球を確実に仕留めてこそ、本塁打は増えていく。打席でバットを振る回数を増やしても、ホームランは増えないのだ。

 大山は4番打者としては実質、今年が1年目。とてつもない重圧も感じていることだろう。阪神の4番を何年も続ける打者になる能力があるからこそ、あえて「振らない勇気」について考えてほしい。(掛布 雅之)

最終更新:5/24(金) 9:01
スポーツ報知

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