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巨人は目下10勝9敗 なぜ東京ドームが他球団のオアシスに?

5/24(金) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「まずはホームゲームをしっかり勝つ」

 今年1月。巨人のスタッフ会議後に吉村打撃総合コーチはこう宣言していた。

 昨季リーグ3連覇を果たした広島のホームゲームは45勝25敗2分けと圧倒的だった。「去年カープはホームゲームで20も貯金をつくった」と指摘する一方、巨人は33勝38敗1分けと負け越したことを問題視していた。

 それなのに……。巨人は今季も東京ドームで白星を稼げていない。試合前まで5連敗。前日のDeNA戦は3発を浴びて敗れた。この日は一時6点をリードしたが、DeNAの猛追を食らった。辛くも勝利を収めたものの、10勝9敗とほぼ五分にとどまっている。

 ロードでは13勝8敗1分けと、巨人は敵地の方が勝率がいい。今季の広島は本拠地マツダスタジアムで15勝8敗1分け。ロードは10勝10敗の五分で巨人とは正反対である。ホームでの貯金で首位に立っている。

■新しい「人工芝が守りにくい」の声も

 巨人のチーム本塁打は54発でリーグトップタイ。一発攻勢が巨人打線のウリではある。それでも、先週15日の阪神戦でエースの菅野が1試合4被弾したように、「本塁打が出やすい」とされる東京ドームが他球団の“味方”をするケースも目立つ。

 巨人のある野手は「今年、新しく張り替えられた人工芝が守りにくい」と漏らす。ホームが必ずしもアドバンテージになっていない。ここ数年、東京ドームは巨人より他球団の野手から人気があるといえる。セ・リーグのある選手は「東京ドームはボールが飛ぶ。狭い。ボールが見やすいから好き」と打者優位の理由を並べ、「何といっても、温度が一番快適。特に暑くなってくる夏場は、どこの選手も涼しい東京ドームでの巨人戦を心待ちにしています」と続けた。

 今季も再び東京ドームで負け越すようなら、首脳陣の首も飛びかねない。24日から首位広島と3連戦。他球場より東京ドームでの奮起が求められている。

最終更新:5/24(金) 12:00
日刊ゲンダイDIGITAL

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