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原油先物は上昇、週間では今年最大の下落か

5/24(金) 10:33配信

ロイター

[シンガポール 24日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産や中東情勢の緊張が相場を支えた。ただ、週間の急落分は取り戻せていない。

今週は、景気減速に対する懸念や在庫増加を受けて、原油安が進んだ。

原油相場はこの日持ち直す動きとなったが、今週は急落する局面が何度かあったため、週間では今年最大の下落率を記録する公算が大きい。

0231GMT(日本時間午前11時31分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.74ドル(1.1%)高の1バレル=68.50ドル。

米WTI原油先物<CLc1>は0.63ドル(1.1%)高の58.54ドル。

ANZ銀行は「複数の供給リスクが残っている。イランと米国の間の緊張が続いており、混乱の原因となる可能性がある」と指摘した。

OPECは年初からの協調減産を主導してきた。ANZはOPEC加盟国であるイランとベネズエラの石油業界に対する米国の制裁は、OPECの原油輸出をさらに低下させる可能性が大きいと分析した。

今週は、週半ば以降、米原油在庫の増加が相場の重しとなっている。[nL4N22Y3SE]

CMCマーケッツのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は「在庫増加と米製造業の低迷で世界の需要に対する取引上の懸念が増幅されている」と指摘。

ANZは「中国の海港のガソリン在庫は数年ぶりの高水準に増加しているとみられる。製油所のマージンが低下し、中国の原油需要減少につながる可能性がある」との見方を示した。

*内容を追加しました。

最終更新:5/27(月) 14:02
ロイター

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