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渋谷拠点の3人制プロバスケチーム「東京ダイム」、国内リーグ「王座奪還」へ /東京

5/24(金) 22:12配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 渋谷区を拠点に活動する3人制プロバスケットボールチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」が、5月18日に今シーズンが開幕したトップリーグ「3x3(スリー・エックス・スリー).EXE PREMIER」(以下、プレミア)に参戦する。(シブヤ経済新聞)

選手を増やした女子のTOKYO DIME

 「3x3.EXE PREMIER」は、2020年の東京五輪種目でもある「3x3(スリー・バイ・スリー)」のプロリーグ。クロススポーツマーケティング(千代田区)主催の下、2014年に開幕した。今季は男子=72チーム(12カンファレンス)、女子=9チームが参戦。男子は8大会、女子は4大会のレギュラーラウンドを戦い、上位チームがプレーオフに進出する。

 同リーグに初年度から参戦している東京ダイムは、5人制バスケのプロリーグ「Bリーグ」の現役選手でもある岡田優介さんが、友人のお笑いコンビ「麒麟(きりん)」田村裕さん、お笑い芸人・大西ライオン(大西功二)さんと共に立ち上げた。青山学院大学(渋谷区渋谷4)出身の岡田さんが開いたスポーツバー「DIME」(今年5月15日閉店)から誕生したチームとして、「渋谷から世界へ」をスローガンに掲げ活動している。今季は選手たち経験を積ませることや「世界を意識してほしい」との思いから韓国リーグにも参戦している。

 東京ダイムは「生粋の3x3の選手」を中心としたチームで、オールマイティーな鈴木慶太選手、国内ランキング2位の小松昌弘選手、身長2メートルを超す岩下達郎選手に加え、今年は新たに国内ランキング1位の落合知也選手、世界ランキング44位(5月23日現在)のペター・ペルノビッチ選手、Bリーグ「千葉ジェッツ」の選手でもある原修太選手を招いた。

 落合選手は岡田さんの高校の後輩で、初年度にも声を掛けていたという。「ずっとほしかった選手でもある」が、鈴木選手や小松選手とも日本代表などで長く一緒にプレーしていることもあり、「常に一緒に練習することが彼らにとってよりよい環境」と口説き落とした。ペルノビッチ選手は強豪セルビアの出身。鈴木選手と小松選手が戦ったことがあり、チームプレーを重視する東京ダイムに「合うのでは」と、SNSでメッセージを送り誘ったという。3年くらい前から「声を掛けていた」原選手は、昨年3x3の日本代表に選ばれたこともあり、「真剣にオリンピックを目指したい」との思いに、「3x3の経験値が高い選手がそろっているので、成長も早いのでは」と誘った。

 この6選手で戦う今季の目標を「王座奪還」と断言する岡田さん。優勝を逃した昨季を「心のどこかで油断があったと思うし、(選手たちには)プライドを持ってやってほしいと言った」と振り返り、「『渋谷から世界へ』というスローガンを掲げているので、国内リーグで負けていてはいけない。今年は必ず優勝してほしい」と力を込める。自身は昨季、選手としても出場したが今季はオーナーとして裏方に回る。「(優勝のために)自分ができる最大限の環境整備などはする」とも。

 昨シーズン、初代女王に輝いた女子では「よりコーチ的な役割が求められている」という岡田さんは、連覇に向け「僕の腕の見せ所」と笑顔を見せる。女子は5人制バスケのトップリーグ「Wリーグ」でも実業団リーグで仕事をしている選手が多く、練習で人数が集まらない課題があったことや、チーム内で競争させるため今季は選手数を増やし11人と契約している(チームの選手としてリーグに登録できるのは6人)。一度バスケを辞めた選手やWリーグを目指している学生などさまざまな選手がいる中、「プレミアができたことで女子選手が輝ける場が増えた。もちろん勝つことも大事だが、夢をかなえる後押しができれば」と話す。

 「3x3」のコートは5人制の約半分(横15メートル×縦11メートル)であることから、商業施設内やテーマパークの広場などでも試合を開催するのが特徴。試合時間は10分一本勝負または21点先取で勝敗を決めるなど、5人制バスケとは大きくルールなどが異なる。5人制バスケでいう3ポイントラインの内側からのシュートは1点、外側からのシュートが2点。

 岡田さんは「アップテンポなゲームなので、興奮が途切れること無く観戦できる。毎回、試合を決めるシュートが見られる可能性もありスリリング」と3x3の魅力を話す。無料で見ることができるため、「気軽な気持ちで見られるという意味ではより身近なスポーツ」と位置付け、商業施設など普段バスケをしていない場で行われることも多いことから、「高揚感や非日常を感じることができる。会場で見るのが一番面白いと思うので見に来てほしい」と呼び掛ける。

 東京ダイムの開幕戦は、男子=今月25日栃木・宇都宮の市民広場「オリオンスクエア」、女子=6月9日商業施設「ららぽーと東京ベイ」(千葉県船橋市)。観覧無料。今季は同じ「DIME」をチーム名に冠する兄弟チームとして、Bリーガーを中心とした構成の「OSAKA DIME(大阪ダイム)」、大学生など若い選手を中心とする「HACHINOHE DIME(八戸ダイム)」も参戦する。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:5/27(月) 14:28
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