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森保監督、テーマは「成長」東京五輪世代が23人中18人…メンバー発表

5/25(土) 6:02配信

スポーツ報知

 日本サッカー協会は24日、南米選手権(ブラジル)に臨むメンバー23人を発表した。6月の国際親善試合とダブル選出されたMF久保建英(17)=F東京=を始め、1997年以降に生まれた東京五輪世代18人が選ばれた。「成長」をテーマに掲げ、ブラジル経由からの東京五輪金メダルを宣言した日本代表の森保一監督(50)の狙いを、サッカー担当の田中雄己記者が読み解く。

 2日連続の代表メンバー発表会見。明らかにトーンが変わった。前日23日は6月の国際親善試合へ「戦術的浸透」を掲げ、大迫勇や長友らベストに近いメンバーを選んだのに対し、この日の森保監督は「成長」がテーマと言い切り、25分の会見で6度も口にした。平均年齢22・22歳。初選出13人、国際Aマッチ未出場17人の“無印”が並んだ。

 南米の強豪国と敵地での真剣勝負。「レベルアップする貴重な機会」であることは明らかで、指揮官も当初はベストメンバーを熱望した。だが、同大会は選手の拘束力がなく、大半の欧州クラブに招集を拒否された。Jクラブとの交渉もスムーズに進まず、安部や上田ら東京五輪世代を中心に、「成長」の場に切り替えた。

 “苦肉の策”となったが、シナリオは描けている。11年の同大会。日本は、3月の東日本大震災により出場を辞退。代替出場のコスタリカとメキシコが招待国で参加した。U―22代表に加え、オーバーエージ5人を加えたメキシコはチリ、ペルー、ウルグアイに3戦全敗。コスタリカも1勝2敗で1次リーグ敗退した。

 1年後のロンドン五輪。メキシコは準決勝で日本を(3○1)、決勝でブラジルを下し(2○1)、史上初の金メダルに輝いた。コスタリカも14年ブラジルW杯で過去最高の8強入りした。日本サッカー協会関係者は「若い選手が南米の地で真剣勝負を経験することは、確実に生きてくる。日本もメキシコやコスタリカを目指したい」と言う。

 兼任監督だからこそ描ける2枚の未来予想図。森保監督は「五輪で金メダルを取るには、A代表で活躍できるレベルの選手をそろえなくてはいけない。南米では、1試合でも多く戦いたい」。東京五輪、カタールW杯で大輪の花を咲かせるため、南米の地で種をまく。(田中 雄己)

最終更新:5/26(日) 9:17
スポーツ報知

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