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致死率100% 北朝鮮でも豚コレラ発生か 流通禁止も隠れて販売 没収肉を建設動員者に供給とも

5/24(金) 5:10配信

アジアプレス・ネットワーク

◆こっそり売ると没収というが…

北朝鮮でも「アフリカ豚コレラ」の感染が確認された模様だ。朝鮮労働党の指示で、5月15日に各機関、企業所ごとに豚肉の販売流通、食用を禁ずる通達がなされたという。北部の咸鏡北道(ハムギョンプクド)に住む取材協力者が23日、伝えてきた。

【関連写真を見る】 豚肉売り場など北朝鮮各地の市場の様子撮った(10枚)

この協力者によると、現在、家畜防疫所が死んだ豚について申告させ、流通しないよう広報、保安署(警察署)と共同で豚肉の販売を取り締まっている。もし市場で隠れて豚肉を販売している場合、無償没収しているという。

「アフリカ豚コレラ」ウイルスは、冷凍肉やハム、燻製品でも活性を保ち、生きている豚への感染源になる。感染すると致死率はほぼ100%とされるが、人間には感染しない。日本の農林水産省によれば、昨年、中国で「アフリカ豚コレラ」の感染が確認された他、今年に入ってモンゴル、ベトナム、カンボジアなどでも感染が見つかっている。

住民の間では「アフリカ豚コレラ」について知識と情報が不足しており、感染すると致死率がほぼ100%だというのに、「肉の値段が下がる」と期待する声もあるという。また、販売取り締まりにもかかわらず、ほとんどの肉商売人たちは、家でこっそり販売を続けているという。

「取り締まりで回収された豚肉が、建設現場に動員された人々に供給されており、防疫のためではなく、当局が肉が必要なので没収しているのだと、商売人たちは不満を口にしている」取材協力者はこのように述べた。(カン・ジウォン/ 石丸次郎)

※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。

←クリックして拡大 (参考写真)豚肉を切り分ける商売人の女性たち。2012年11月北朝鮮北部の国境都市の市場で。撮影アジアプレス

最終更新:5/24(金) 9:53
アジアプレス・ネットワーク

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