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ムロツヨシ、瑛太の“20代”を拝めるSF映画『サマータイムマシン・ブルース』をご存じ?

5/24(金) 6:31配信

dmenu映画

“タイムマシン”が登場するSF物語というと、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や「ドラえもん」など、数十年、数百年の時を超える壮大なストーリーを想像する人は少なくないだろう。しかし今回紹介する『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)は、「昨日」と「今日」という非常に短い時間軸の中で、クーラーのリモコンを巡り展開されるちょっとゆるめのSF物語だ。

ゆるいストーリーながら見事な伏線回収劇を繰り広げる本作には、『カメラを止めるな!』(2017年)に匹敵する素晴らしい構成という声もちらほら。さらに本作では、今日の主役級スターたちの初々しい姿を拝むこともできるのだ!

バック・トゥ・ザ・昨日!?「昨日」と「今日」だけのゆる~いタイムトラベル

『サマータイムマシン・ブルース』は、2005年に公開されたSF青春コメディである。舞台は夏、とある大学のSF研究会の部室。名ばかりのSF研究会に所属するお調子者の男子大学生らと、彼らの部室の奥に暗室を持つカメラクラブの女子大生らは、いつもと変わらない夏の1日を過ごしていた。しかし、あるトラブルの連鎖により、部室のクーラーのリモコンが壊れてしまう。

うだるような暑さにぐったりしていると、翌日、彼らの前に突如タイムマシンが現れる。壊れる前のクーラーのリモコンを手に入れるため、彼らはタイムマシンを使って昨日にタイムスリップをするのだが……といったストーリーで展開される本作。

「昨日」と「今日」という超狭い期間内のタイムトラベルで起こる諸々の出来事をゆる~いタッチでユーモアたっぷりに描く、脱力系SFコメディである。

今では実現不可能…?な主役級豪華キャストが勢ぞろい

お調子者だらけのSF研究会で世話役ポジションの主人公・甲本を演じたのは、本作が映画初主演の瑛太。当時22歳の彼は、現在のワイルドで渋い空気をまだまとっておらず、純朴な姿が初々しい。ヨレヨレのTシャツに半パン、ボサボサ髪で、冴えない男子大学生をリアルに演じている。

そんな彼が好意を寄せるヒロイン役は、ヒットドラマ「のだめカンタービレ」(2006年~・フジテレビ系)で主人公・のだめを演じる前の上野樹里。のだめとは異なる、爽やかな美少女っぷりが新鮮でかわいらしい。

さらに、SF研究会部員のひとりを演じているのは、今や大人気俳優となったムロツヨシである。タンクトップからのぞく筋肉、今よりもややシュッとした顔立ちからは若さを感じるが、彼のコメディアンっぷりは当時から健在。

テンポとキレのいいギャグや、「……と言いつつ、〇〇したりして~」と世話役ポジションの瑛太を困らせるコミカルな演技を見れば、「あ、これムロツヨシだ!」とすぐに気づくはず。ちなみに、本作はムロにとって映画初出演作である。

その他にも、カメラクラブの女子部員役に、ロングヘアにメガネという今ではめずらしい姿で知的な色気を醸し出す真木よう子、SF研究会顧問の大学助手役に、アロハシャツにボロボロ白衣、無精ヒゲで母性本能をくすぐる佐々木蔵之介など、現在主役級の俳優たちが若き日の姿で多数出演している。

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最終更新:5/24(金) 6:31
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