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【人生100年時代は辛い】長寿社会の到来で変化するライフプラン

5/24(金) 8:10配信

ファイナンシャルフィールド

「人生100年時代」と言われる時代になりました。しかし、人生が100年になることによって、自分の生活がどう変わり、社会がどう変化していくのか、具体的にイメージしたり、現実的に考えたりすることは、案外難しいかもしれません。

しかし、100歳まで生きるかもしれない長い人生を、無計画に、そして備えることなしには迎えることはできません。

長寿化社会の到来

2017年の平均寿命は、女性87.26歳、男性81.09歳です。1990年の平均寿命が女性81.84歳、男性75.91歳でした。2016年の男性の健康寿命が72歳ですから、75.91歳という当時の男性の平均寿命は、現在においては、まだまだ元気で若いと感じる年齢かもしれません。

約30年間で男性・女性とも約5歳平均寿命が延びたことになります。そして、これからも平均寿命は延伸します。内閣府の「平成29年高齢社会白書」によれば、2050年には、女性90.4歳、男性84.02歳と男性、女性ともそれぞれ約3歳伸びると予想されています。

さらに、厚生労働省が社会保障審議会年金部会に提出した資料によると、1970年~1980年生まれの人が65歳を迎えると、90歳まで長生きする確率は、女性は約7割、男性は約4割と見込まれています。さらに、女性にいたっては、5人に1人が100歳まで長生きする見込みです。

まさに、今、私達は人生100年時代を歩んでいるのです。

老後は年金だけでは生活できない

下記は、2017年総務省家計調査「高齢夫婦無職世帯の家計収支」より抜粋した表です。

これを見ると、収入が20万9,000円で、内訳を見ると、約9割を社会保障給付が占め、年金に頼って生活していることが分かります。一方、支出は26万4,000円ですから、毎月約5万5千円が赤字です。

60歳定年が努力義務化された30年前、仮に60歳で定年したとすると、老後の人生は、女性は約20年、男性は約15年でした。もし、この赤字生活が20年続くなら累計赤字額は、1,320万円になります。

しかし、現在は100歳まで生きる時代です。70歳まで働いたとしても老後は30年もあります。30年間、この家計状況が続くとすると、累計赤字額は約2,000万円になります。

この赤字額は、個人の生活水準や年金額、家族の状況、健康状態などによって大きく異なりますから、1つの目安でしかありません。しかし、すぐに準備できる金額でないということは、確実に言えるのではないでしょうか。

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最終更新:5/24(金) 8:10
ファイナンシャルフィールド

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