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ターゲットはトヨタのGT パワーで「ぶっちぎれ!」日産ターボ車5選

5/24(金) 6:10配信

くるまのニュース

トヨタに対抗、続々と登場した日産ターボ車

 かつて、国内メーカーは生き残りを賭けて特徴的なクルマを多く作っていました。そのなかでもトヨタと日産は「ブルーバード」と「コロナ」のBC戦争といった言葉に象徴されるくらい競い合ってきました。

「技術の日産」が生み出した往年のターボ車を画像でチェック(22枚)

 1973年の「第1次オイルショック」後は排出ガス規制でいったんはエンジン性能競争が収まります。しかし、DOHCエンジンでトヨタが「名ばかりのGT達は、道を開ける」というキャッチコピーを用いた時期、日産は高出力化を狙ってターボチャージャー搭載の準備を進めていました。

 そして、1979年からターボの威力で各セグメントのトヨタ車を文字どおり「ぶっちぎれ!」とばかりに挑みました。

 そこで、いまに続く日産のターボ車の歴史のなかから、セグメント別に代表的なモデル5車種をピックアップして紹介します。

●セドリック/グロリア ターボ(L20ET搭載・1979年発売)

 1979年6月に登場した5代目「セドリック/グロリア」には、最高出力145馬力の2.8リッターエンジン搭載車がありましたが、同年9月にトヨタ「クラウン」がモデルチェンジし、エンジンが140馬力の2.6リッターから145馬力の2.8リッターにスイッチされました。

 そこで、日産はフルモデルチェンジからわずか4か月後の10月に、日本初の乗用車ターボエンジンとなった2リッター6気筒SOHCの「L20ET型」エンジンを追加ラインナップします。

 最高出力は145馬力と2.8リッターエンジンと同じで、最大トルクは2.8リッターに若干劣るものの、ターボの過給が始まってしまえばイッキに加速してくれました。

 当時は2リッターを超えるクルマは自動車税などが大幅に高かったため、クラウンがさらに高出力の2.8リッター6気筒DOHCエンジンを搭載しても、セドリック/グロリアのターボ車の人気はキープできました。

 このL20ET型エンジンは1980年4月に「スカイライン」に搭載され、続いて「レパード」「ローレル」「フェアレディZ」にも搭載。1982年に登場した2リッター6気筒DOHC24バルブエンジンを搭載した2代目トヨタ「セリカXX 2000GT」を上回る加速力を持っていました。

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最終更新:5/24(金) 12:16
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