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クルマの「幼児置き去り検知システム」登場へ 後絶たぬ死亡事故 抜本的対策なるか

5/24(金) 6:04配信

乗りものニュース

カメラよりも優れる? 生体反応を検知

 フランスを拠点とする自動車部品メーカーのヴァレオが、「幼児置き去り検知システム」を開発しました。2019年5月22日(水)から24日(金)までパシフィコ横浜で開催中の「人とくるまのテクノロジー展」(主催:公益社団法人 自動車技術会)において、日本で初めて出品しています。

【写真】「幼児置き去り検知システム」デモの様子

 これは、車内の天井部に設置するレーダーセンサーにより、体温などから車内の生体反応を検知するというシステムです。車内に人が取り残されたまま、一定時間が経過した場合などに、ドライバーへスマートフォンなどを通じて警告を発します。なお、幼児だけでなくペットなども検知可能です。

 ヴァレオの日本法人であるヴァレオ・ジャパンによると、カメラでドライバーの状態をモニタリングするシステムはすでにあるものの、ほかの乗員を対象としたシステムは、これから開発が進む分野だといいます。

「後部座席の子どもがブランケットをかぶっているなどすると、カメラでは見つけにくくなることも考えられます。生体反応を認識するシステムであれば、より確実性が高いでしょう」(ヴァレオ・ジャパン)

 ヴァレオ・ジャパンは今後、自動車メーカーと仕様について詰めていく必要があるとしたうえで、将来的には車内温度を検知するシステムと連動し、車内温度が高い状態で置き去りの幼児がいた場合などに、自動でエアコンを作動させるといった機能も考えられるといいます。

 日本では、パチンコ店の駐車場で車内に置き去りにされた幼児が熱中症で死亡するといった事故が後を絶ちません。全日本遊戯事業共同組合連合会によると、そうした車内放置死亡事故は、2008(平成20)年からの10年間で8件発生しており、関係団体らが注意を呼び掛けているほか、窓ガラスを割るなどの手段で救出作業を行うとしています。

 こうした事故は日本だけに限りません。しかも、「意図しない置き去り」で子どもが死亡する事例が多発しているのです。

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最終更新:5/24(金) 12:17
乗りものニュース

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