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【ブラジル】全国の世帯の2割、薪や炭で調理

5/24(金) 9:51配信

サンパウロ新聞

 日本ではどれだけの世帯が日々の調理の際に薪や炭を熱源として使っているだろうか。失業率が高い上に調理用ガス(プロパンガス)の価格が高騰しているブラジルでは、2018年の時点で1400万世帯が薪もしくは炭を使って調理をしていた。この数は16年時点に比べて約300万世帯多く、18年時点におけるブラジルの全世帯の19.8%に相当する。つまり、ブラジルでは昨年、5世帯に1世帯が薪や炭を使って日々の調理を行っていたということだ。16年時点では16%、約6世帯に1世帯という割合だった。ブラジル地理統計院(IBGE)が22日に発表した統計に基づいて伯メディアが同日付で伝えた。

 全国各州を見てみると、薪や炭で調理をしている世帯が州内の全世帯に占める割合が最も大きかったのはブラジル北部のパラー州(57.5%)で、北東部のマラニャン州(52.2%)がそれに続いた。16年時点の同割合はパラー州、マラニャン州ともに44.9%だった。リオ・デ・ジャネイロ州は18年時点の同割合が1.8%と全国で最も小さかったが、それでも、他の州と同様に16年時点(1.0%)に比べて薪や炭で調理をする世帯の割合は拡大した。

 薪や炭で日常の調理を行う世帯の数そのものが最も多かったのは南東部のミナス・ジェライス州(170万世帯)で、南部のリオ・グランデ・ド・スル州(147万世帯)、パラー州(141万世帯)がそれに次いで多かった。逆に最も少なかったのは北部のアマパー州(2万8000世帯)だった。

サンパウロ新聞

最終更新:5/24(金) 9:51
サンパウロ新聞

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