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“選ばれるクラブへ” 優れたサッカークラブの育成プロジェクトが地方クラブを救う

5/24(金) 19:02配信

VICTORY

“新潟×エコノメソッド”には、中長期的なブランディングが考慮されている。現在FC東京で活躍する久保建英のような若き才能を“新潟の地”で伸ばして実績を作ることで、新たな才能を獲得するきっかけができあがる。そういった好循環を生み出すために、エコノメソッドは一役を担う。

エコノメソッドの導入で“価値のあるクラブ”になる理由を作る

 是永氏は2019年1月1日、クラブ公式サイトで次のようなメッセージを発信している。

「再スタートの1年となりますが、クラブとして中長期的に達成すべきは『価値のあるクラブ=選ばれるクラブ』へと変貌を遂げることです。リーグのカテゴリーだけでクラブの価値を判断されることがない、『本質的な価値』をみなさんと一緒に作らせてください。その一つが、Jリーグクラブとして初の試みである『メソッド部門』です。FCバルセロナの元育成部門監督などで構成された指導プロフェッショナル集団と一緒に『アルビレックス新潟のサッカー』を創り上げます。日本で最も真剣にサッカーに向き合うクラブと進化することで、トップチームに昇格する選手を多数育成することはもちろん、結果的に日本中から優秀な選手と指導者が新潟に集まってくることになるでしょう。そしてそれは、トップチームの選手に他クラブと天秤にかけられてもなお、『選ばれるクラブ』になる、ということだと思っています」

 興味深いフレーズがある。それが「選ばれるクラブになる」という箇所だ。選手や指導者がクラブを選ぶとき、どういった理由を考えるのだろうか。是永氏はその真意に関して語っている。

「なぜ、鹿島アントラーズに有望な選手が入るのか。それはクラブがサッカーに対して“ド真剣”だからです。クラブのビジョンに共感して、選手が入ってくるわけです。新潟には、まだそれがありません。(年俸など)同じ条件で首都圏のクラブと比べられたときに、新潟を選ぶ理由がない。そこでエコノメソッドを導入することで、サッカーに対して“ド真剣”なんだという我々の考えを発信すると同時に、新潟を選ぶ理由を作る。その結果、ここでプレーしたいという選手が集まってくるのではないかという中長期的な考えで導入しました」

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最終更新:5/24(金) 19:02
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