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A代表入りのライバルに「負けてられない」…GK若原智哉が日本を救うPKストップ!

5/24(金) 10:24配信

SOCCER KING

 背番号「1」がチームを救った。1点ビハインドで迎えた52分、GK若原智哉がPKストップで相手の追加点を阻止。ビッグセーブで初戦での価値ある勝ち点1獲得に貢献した。

 U-20日本代表は、23日に行われたFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019・グループステージ第1節で南米王者のU-20エクアドル代表と対戦。前半は相手に主導権を握られて、引いて守る時間が続くと、45分に不運なオウンゴールで先制点を許す。さらに後半の立ち上がりには、これも不運なハンドによってPKを献上。追加点を決められると勝ち点が遠のく絶体絶命のピンチを迎えたが、ここは守護神が立ちはだかった。

 若原は冷静だった。スカウティングとは違うキッカーだったが、「自分が思ったところに飛ぼう思った」と勘が働き、ジョルダン・レサバラのキックを完全に読み切って見事にストップ。影山雅永監督も「あそこで0-2になってしまうのと、止めてくれるのでは大きな違い。彼が勇気を持って、最後まで集中して相手との駆け引きをしてくれた」と守護神を絶賛した。

 さらにチームにも勇気を与えた。「あそこで0-2になってたら、メンタル的にも現実的にも難しかったと思うし、本当にいいセーブをしてくれて、みんなの士気もぐっと上がった。それがパワーになって前に行く推進力が出て、まだいけるんじゃないかなと思わせてくれた」。そう話した山田康太が、68分にこぼれ球を押し込んでゴール。PKをストップした若原の「いい流れに変えられたらいい」という思いが同点弾という形につながった。

 初戦でのいきなりの大仕事には、“ライバル”からの刺激もあったようだ。試合当日にはA代表の発表もあり、同じ世代別代表で切磋琢磨してきたGK大迫敬介が初招集を受けた。若原が「おめでとう」とメッセージを送ると、「今日がんばれよ」と返信。そこからは電話で話し合い、「俺むっちゃ緊張してんねん」と言うと、大迫から「俺見とくから大丈夫だって」とエールを受けたという。

「めっちゃいい刺激になった。サコ(大迫)がA代表に入ったのもあるし、僕もここで活躍して早く追いつきたい。ここで負けてられないなって感じで頑張りました」。今大会での守護神としての経験が、先を走るライバルとの距離を近づける。

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最終更新:5/24(金) 10:24
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