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阪神・38歳球児 らしい「悩み」

5/25(土) 13:11配信

東スポWeb

 阪神・藤川球児投手(38)がもがきながらも奮闘している。24日のDeNA戦(横浜)は1点リードの8回、登板過多のジョンソンの穴を埋める3番手で登場。今季2度目の3連投でピンチを招きながらも1イニングをゼロ封。チームの4連勝&貯金最多の4に貢献した。

 二軍再調整後はこれで11戦連続無失点。防御率1・93とした藤川は「目の前のことを全力でやるだけ。いい結果が出て良かった。オレももう20年やってるからねえ。3連投してるけど、肩自体は出来上がりつつある。11戦ゼロ? 今はやめときましょう(笑い)」とコメント。矢野監督も「走者は出すけど状態は悪くない。そこは経験もあるし(8回は)迷いはなかった」と信頼しての起用だったことを明かした。

 通算225セーブを誇る“火の玉守護神”が復活となるとチームにとっても大きいが、藤川らしい「悩み」も抱えている。それは全盛期と38歳になった現在の力量を毎年比較され続けていることだ。「昔はああだったこうだったと言われるのが嫌なんですよ。僕は自分を“時価”で評価されたい。大事なのは今の“時価”がどれくらいかということ。だから、数字に興味がない、過去は関係ないと口酸っぱく言い続けてるのに、どうも分かってくれない。年で言えば38歳でよくやってるとか同情的にも思われたくないんです」という。

 さらには昨年53試合に登板したツケも残っている。「最初は大丈夫と思っていたけど、去年の疲労が(マウンドで)残っている。肩や腰とか蓄積されたものがある。大体、自分が調子を出すペースとか分かってるんだけど、今年、それを乗り越えるにはまだ時間がかかると思う」と不安視している。

 しかし、投手陣を束ねる藤川のリーダーシップぶりは絶大。チームがシーズン序盤の苦しい時期から今のように上向いたのは「球児がファームから戻ってきてから投手陣は締まりだした。厳しいことも言えるあの存在感は、マウンドだけでなく頼もしい」(球団幹部)から。酸いも甘いも知り尽くした藤川にはまだまだ頑張ってもらうしかない。

最終更新:5/25(土) 13:11
東スポWeb

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