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【ヤクルト】2年ぶりの10連敗の原因はどこに…担当記者が挙げる3つの要因

5/26(日) 6:08配信

スポーツ報知

◆ヤクルト3―10中日(25日・神宮)

 ヤクルトは泥沼から抜け出せず、2年ぶりの10連敗となった。投手陣が中日に16安打の猛攻を浴びて10失点。得点は本塁打3本による3点だけだった。大型連敗の原因はどこにあるのか。担当の田島記者が「見た」。

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 チームの現状を象徴する残酷な場面だった。1点を追う5回1死満塁、山田哲の左前へ抜けようかという痛烈なライナーは三塁の高橋に好捕され二塁走者まで封殺。たぐり寄せた流れは逃げていった。終わってみれば5度目の2ケタ失点。2年ぶりの10連敗で、今季初の5位転落だ。

 貯金5で首位と1差から始まった連敗。小川監督は「うまくいかないことばかりで、切り替えてあしたから頑張るしかありません」。流れが悪いと言えばそれまでだが、要因はある。

 〈1〉守備のほころび 49戦43失策は12球団最多で、連敗中だけで18失策。手痛い失点につながっている。

 〈2〉チャンスで苦戦 走者を出しても、得点圏で30打席連続無安打中。8戦続けて先制点を与え、73イニング続けてリード奪えず。

 〈3〉遊撃手と抑え不在 西浦の離脱から連敗がスタートし「痛い」と指揮官。石山の故障も救援陣に影響し、15日の広島戦は5点リードを逆転負け。

 決して空気は悪くない。24日の試合前、今季初の選手ミーティングを行った。MC役の青木から指名された選手が発言。フランクな空気で、笑いもあり。意見の多くは新しい試合へしっかり準備をしようというものだった。

 五十嵐「こんなので落ち込んでたら優勝がかかった試合やCSでプレーできない。準備できることをやっていこう」

 バレンティン「あしたは新しい1日。切り替えるのが大事。エンジョイベースボール」

 苦しかった昨季の前半を思えば今もそれほど悲観はしていない。坂口、中村、山田哲らコンディションが万全でない選手もいる。試合前、青木は言った。「力があるチームと僕は思っている。やまない雨はない」。小川を含めた主力が復調し、ひとつ歯車がかみ合えば、昨季後半からの勢いを取り戻せるはずだ。(田島 正登)

最終更新:5/26(日) 8:48
スポーツ報知

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