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自営業だから持っているメリットを活かした、じぶん年金づくり

5/25(土) 8:32配信

ファイナンシャルフィールド

先日、夫婦で長年ラーメン店を営んでこられた夫婦とお話しをしました。

「もうすぐ70歳になるのでそろそろお店をやめようと考えています。でも、年金が少ないので生活は楽じゃないんですよ」と、あまりさえない表情で語られていました。

なぜ、自営業者は年金が少ないのでしょうか。また、これからどんな準備ができるのでしょうか。考えてみたいと思います。

年金額を知ろう

自営業者の方は、会社勤めの方に比べてもらえる年金が少ないのです。

なぜなら会社勤めの方は、65歳からもらえる年金が老齢基礎年金・老齢厚生年金の2階建てになっていますが、自営業者は老齢基礎年金のみなのです。自営業の方が20歳から未納なく年金保険料を納めていれば年間約78万円、月に換算すると約65,000円をもらえます。

一方、厚生年金を納めている会社勤めや公務員の方は、この老齢基礎年金にプラスして老齢厚生年金があります。

過去に会社勤務の経験があり、厚生年金を払っていた期間のある方は、老齢基礎年金にプラスされて受け取れます(きちんと記録されていることが条件です)。
逆に国民年金の未納や免除などの期間がある方は、老齢基礎年金が満額はもらえません。

このような自分の年金額を詳しく知る方法としては、誕生月に届くねんきん定期便が便利です。

50歳未満の方はこれまでの加入実績に応じた年金額が表示されています。それに今からの分をプラスして計算します。

50歳以上の方は年金見込み額が表示されます。

また、ねんきんネットに登録するといつでも確認することができます。年金記録やこれからの年金見込額の確認もできますので登録をお勧めします。登録の際にねんきん定期便に表示のあるアクセスキーがあれば便利です。

年金受け取りを先に延ばす

もらえる年金が少なければ仕事を続ければいいのでは?という意見もあります。確かにずっと健康で仕事を続け、収入を得ることができれば問題はないでしょう。そういう方は、年金の受け取りを65歳から70歳へ先送りすることができます(繰り下げ受給)。先送りすることで、もらえる年金額が42%増えるのです。

仮に年金額が年間75万円だとすると106.5万円になります。この老齢年金は亡くなるまでずっと支給されますので、仕事を辞めて収入が無くなった後は家計の大きな支えになるはずです。

人生100年時代と言われるように、ますます長生きの時代になっています。65歳の平均余命を見てみると、平成元年である1989年は男性16.22年(81.22歳)、女性19.95年(84.95歳)だったのに対し、男性19.57年(84.57歳)、女性24.43年(89.43歳)と延びています。

ずっと健康で仕事をできればいいのですが、体調等の問題で仕事をやめなければいけない場合などは、その後の人生も長くなってしまいます。元気なうちは仕事で収入を得て、できるだけ長く年金をもらわずに年金額を引き上げることは、老後設計でこれからますます重要になってくるかもしれません。

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最終更新:5/25(土) 8:32
ファイナンシャルフィールド

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