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【特集】がんばれ愛ちゃん!警察犬目指す柴犬 殺処分対象からNPOが引き取り訓練 岡山

5/25(土) 11:35配信

KSB瀬戸内海放送

 環境省によりますと、2017年度、全国で殺処分された犬は8362頭。そのうち岡山県は5頭で、全国的にも少ない数となっています。
 その背景の1つには、譲渡活動を行うボランティア団体や個人がここ10年で約30も増えてきたことが挙げられます。

(岡山県動物愛護センター/木尾勝昭 所長)
「県だけでは到底無理なので、33の愛護団体の協力を得て、最低限の犬房で死んでいく犬とか猫とかがほとんどの状況になっていて、そういった数になってきている」

愛ちゃんの成長で伝えたいこと

 濱田さんは、愛ちゃんが警察犬を目指して成長していく姿から、かみ付きがある犬でも活躍できることを多くの人に伝えたいと話します。

(濱田一江さん)
「(愛ちゃんは)本当に数段の進歩、成長を見せてくれているので、楽しみだと思います」

 愛ちゃんと赤木さんは、コミュニケーションをたくさんとりながら訓練を重ね、上手にできる場面もどんどん増えていきました。

2度目の挑戦「警察嘱託犬審査会」の日

 5月15日、総社市で行われた「警察嘱託犬審査会」。愛ちゃんにとって2回目の試験です。この日は45頭が参加。嘱託犬は任期が1年のため、会場には過去に合格した犬もいて、順調に審査をこなしていました。

 一方、愛ちゃんと赤木さんは直前まで練習。濱田さんも応援に駆け付けました。

(濱田一江さん)
「いつもの愛ちゃんがすごくリラックスしていい感じにできているので、そのままが出せたらいいなと思います。」

 愛ちゃんは「死体捜索犬」の枠で挑戦。最初の審査は、基本的なしつけを確かめる「服従」です。
 今年は他の犬と同じようにリードを外して挑みますが、序盤から愛ちゃんはなかなか指示に従いません。
 
 やっと持ち直したと思われましたが、ついに逃走。審査どころではなくなってしまいました。

(赤木美穂さん)
「愛ちゃんせっかくだいぶできるようになったのに、みじんも発表できんかった」

 次の「死体捜索」では制限時間10分以内に特定の臭いがある場所を捜し当てます。
 ここでもリードは外していますが、愛ちゃんは逃げることなく、残り1分余りで、正解と思われる場所を見つけました。

悔しさと希望…がんばれ!愛ちゃん

 5月末の合否発表まで正解かどうかは分かりませんが、愛ちゃんはやりきった様子です。

(赤木美穂さん)
「落ち着いてやっていたので、なぜそれが服従でできなかったのか、それが悔しいですけれど、ちょっと希望が見えました」

(濱田一江さん)
「また来年に期待したいと思います」

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最終更新:5/25(土) 14:03
KSB瀬戸内海放送

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